播磨「そろそろ新しいアシスタント募集するか」 八雲「えっ!?」

1:2016/09/02(金) 01:49:29.204 ID:
※スクランのアニメ、バスケ辺りまで観ました
時系列はそこら辺
播磨がジンマガの週刊連載を獲得したという設定


――刑部宅

播磨「このままずっと妹さんに手伝ってもらう訳にもいかねーだろ? だから人手を増やそうと思ってな」

八雲「私は別に構いませんけど……播磨さんのお手伝い楽しいですし」

播磨「つっても、週刊連載ともなると二人で描き続けるのはどこかで無理が出ると思うしなあ」

八雲「本当に私は大丈夫ですから」

播磨「いやいや、俺の手伝いのせいで妹さんの成績が落ちたりしたらてん……塚本に顔向け出来ねえ! やっぱりアシスタントを雇うぜ」
30:2016/09/02(金) 02:58:54.831 ID:
おまけ作れる余裕あるなら平気じゃね?
頑張ってくれ!もう眠気が限界なので寝ます
>>1に創作の神が降りますように
2:2016/09/02(金) 01:52:58.750 ID:
八雲「ダメですっ!」バンッ

播磨「うおっ!」

八雲「あ……すみません、いきなり机を叩いてしまって……」

播磨「いや、それは構わねーが……そうか、気心知れねー奴といるのは妹さんも気まずいよな」

八雲「あの……そういうことじゃなくて……」

播磨「よし、じゃあしばらくは俺だけで何とかしてみるわ」

八雲「播磨さん……」

播磨「ん? どうした、どこか悪いのか?」

八雲「そういう訳じゃ……いえ、やっぱり少し気分が優れないので今日は帰りますね」

播磨「おう、なら家まで送るぜ」

八雲「あの、一人で大丈夫です」

播磨「そうか? 妹さんがいいってんなら何も言わねーがお大事にな。助けが必要になったらまた呼ばせてもらうからよ、それまではゆっくり休んでくれ」

八雲「はい……」


八雲(どうしてあんなに怒ってしまったんだろう……)ポロッ

八雲(あれ……私、どうして泣いてるんだろう)
3:2016/09/02(金) 01:55:01.848 ID:
――翌日、学校


播磨(昨日は妹さん一体どうしたんだ? 何だか苦しそうにしてたし、天満ちゃんに具合でも聞いてみるか)

播磨「よ、よお塚本」

天満「あっ、播磨くん! 八雲に一体何したの!?」

播磨「えっ?」

天満「隠しても無駄だよ! 昨日八雲が泣きながら帰ってきて、播磨くんと一緒にいたって言ってたんだから!」

播磨「そんな、俺は」

天満「そりゃあ恋人同士でも喧嘩の一つや二つあるだろうけど、男の子が女の子泣かしちゃだめじゃない!」

播磨「だからそんなんじゃ」

天満「と・に・か・く、播磨くんにはまだお説教したいことが山ほどあるから放課後体育館裏まで来てね」

播磨「あ、はい」
4:2016/09/02(金) 01:57:59.410 ID:
播磨「塚本、待たせたな」

天満「来たね、播磨くん――じゃ、目瞑って」

播磨(なっ! 天満ちゃんまさかそれって――キスかっ!?)

天満「私に着いてきてねー」ガシッ

播磨(なわけねーよな。でも天満ちゃんが俺の腕を引っ張って――じゃなくって!)

播磨(なんとか天満ちゃんに妹さんのこと弁解しねーと。でも、妹さんがどうして泣いてたかなんて知らねーしなあ)

播磨「って、あれ? てん……塚本? どこいったんだ?」

播磨「ここは体育倉庫か。一体何だってんだ」

「播磨さんっ!?」

播磨「うおっ、って何だ妹さんか。どうしてこんなとこいんだ?」

八雲「私は姉さんに連れてこられて……播磨さんはどうしたんですか?」

播磨「俺も塚本に連れてこられたんだが」

八雲「……もしかして!」
5:2016/09/02(金) 02:00:58.010 ID:
八雲「やっぱり……鍵が掛けられてます」

播磨「ちょっとどいてくれ――ふんっ! ……確かに開かねえな」

八雲「どうしましょう、今日は部活動も無い日ですし……」

播磨「窓からなら出られるか? ……この高さじゃ無理か」

八雲「鍵が開くのを待ちましょう。姉さんだって鍵を掛けたまま帰ったりはしないでしょうし」


天満「ごめんね八雲、播磨くん。でもこういうのは当事者同士で話し合うのが一番だからね。しかも晶ちゃんの言っていた吊り橋効果で二人の距離が縮まる事間違い無し!」ウンウン

天満「まあ私の時とは違ってしばらくしたら開けてあげるから心配しないでね。それにしてもあの時は大変だったなあ。続・三匹が切られるの再放送も観られなかったし……ってそうだ今日も再放送やるんだったー! 早く帰らなきゃ!」
6:2016/09/02(金) 02:02:27.869 ID:
播磨「ああっ!」

八雲「ど、どうかしましたか播磨さん!」

播磨「今日は続・三匹が切られるで見逃した回の再放送がやるんだよ。くっそー、観たかったぜ」

八雲「そ、そんな……」

播磨「ん? どした、妹さんも観たかったのか」

八雲(姉さん、家に帰ったんじゃ……)
 

お嬢にはショーンとマックスがいるけど、八雲には……(泣)

school01

■変化する一方通行性

 ここで再び、≪スクラン考1≫の人物相関図を見てほしい。↑
 当時(連載当時♯122,♭26の時点)のスクランを特徴づけていたのは、「折り返しの無い一方通行の想い」が数珠繋ぎで紡がれているという点であった。しかしその一方通行性も、長い連載期間を経ることで少しずつ変化しつつある。そこで、恋愛感情に限らない「好意の方向性」という視点から、最新の展開内容を加えて人物相関図を刷新してみたのが下の図である。

school03
 いわゆる「親友関係」(天満+美琴+沢近+晶や、一条+つむぎ+嵯峨野、麻生+管、八雲+サラ、絃子+葉子のような仲)で説明できるようなグループは省いている。

 さて、この図を眺めてみてドラマティックな面白さを感じるのは、「求められている好意への自覚」や「好意に応じるような兆し」が話数を重ねるごとに増えていっている部分だろう。天満の烏丸大路を振り向かせようとする努力も実を結んでいることが確認できる。

 図の下の方に目を向けてみると、「ララ→一条→今鳥」という方向性(図では時計回りのベクトル)が、徐々に「今鳥→一条→ララ」と逆方向(反時計回りのベクトル)に折り返されつつあるのも微笑ましい。今鳥恭介は恋人ではないものの、すっかり一条かれんにリードされるようになり、その一条は「イチジョーと勝負をつける」というララ・ゴンザレスの第一目的こそ叶えられていないが、息の合ったコンビネーションを楽しんでいるフシもある。バスケ編以降からは、この輪の中に俵屋さつきが加わるようになった。
 次に、烏丸を頂点、さつきを末端としたラインだけに絞って見てみよう(「■数珠繋ぎの中の変化」参照)。その変化の仕方は大きく分けて、以下の4パターンに分けることができる。

出会いの初期から自覚を伴う:今鳥→美琴 花井→八雲
自覚を経てから応じていく:ララ→一条 一条→今鳥
自覚しないまま応じていく:さつき→ララ 天満→烏丸
変化も自覚も全く無し:美琴→花井 八雲/沢近→播磨

 その他の部分では順調に「折り返し」が進んでいるのだが、花井春樹と播磨という、バカコンビの直下だけが何故か停滞している(花井の場合は、結城つむぎの感情も含めて)。順番で言えば、烏丸が天満の気持ちに応じ……、天満が播磨の気持ちに気付き……、と来るなら、次は播磨が八雲か沢近の……という展開になりそうなものだが、なかなかそうはいかないようだ。
 今後、物語が大きく進む可能性があるとしたら、花井と播磨の二箇所が要点になるだろうことを予感させる。そしていつかは、どこかに双方向の関係性が生まれるのかどうか。それはまだ判然とせず、読者の気を揉ませる構図が形作られている。

 さて次項からは、スクランの世界に流れるディスコミュニケーション性について――ひいては、フィクション作品全般におけるそれについて――、更に踏み込んだ視点から語ってみたいと思う。
http://www1.kcn.ne.jp/~iz-/man/school03a.htm
いや、スゴイですね。
こんなにも考察してくれるファンがいるのにあの最終回……(# ゚Д゚)
 
八雲には播磨しかいないのに、播磨拳児しかいないのに。
沢近愛理と結婚した播磨拳児の側で一生アシスタントとして付き従うっていうのか??
 
残酷だ。
もう原作が終了した以上、SSだけが心を慰めてくれるって感じですね。
スクールランブル二学期 ボーカルベスト
8:2016/09/02(金) 02:04:26.794 ID:
播磨「すまねえな、妹さん」

八雲「え……どうして播磨さんが謝るんですか? これは姉さんが――」

播磨「てん……塚本から聞いたんだよ、昨日妹さんが泣いてたって。俺のせいなんだろ?」

八雲「そんなことないです!」

播磨「気を使わないでくれ! 俺は妹さんに世話になりっぱなしでよ、それで妹さんが辛い思いをしてんなら謝りてえんだ」

播磨(やっぱ無理して付き合ってたんかな……俺のわがままでこれ以上妹さんに頼ったりしちゃいけないよな)
9:2016/09/02(金) 02:06:33.278 ID:
八雲(!? 今視えて……違う)

八雲「播磨さん、聞いて下さい」

八雲「私、昨日アシスタントを募集するって言われてそれが何だかすごく悲しくなったんです」

八雲「アシスタントが増えれば負担は減って、それはいい事なのにすごく嫌で、自分でも分からなくて、どうしてかずっと考えてたんです」

八雲「播磨さん、前に言ってましたよね。綺麗な朝陽を見たり、美味しい物を食べたり、面白い映画を観たり……そういう瞬間を一緒に感じたいという人がいて、そういう時間を積み重ねるのが付き合うっていう事だ……って」

八雲「それで気付いたんです。私にとってのそういう瞬間は播磨さんと漫画を手伝っている時で、私にとってのそういう人は播磨さんなんだって」

播磨「い、妹さん……それって……」

八雲「播磨さん……私は播磨さんが好き……なんだと思います」
10:2016/09/02(金) 02:08:23.468 ID:
播磨「妹さん……」

八雲「でも、播磨さんは姉さんが好きなんですよね? すみません、困らせるような事言って」

播磨「妹さん! あれはただの漫画だ」

八雲「えっ?」

播磨「あと昨日の悪いが休んでいいーつうあれだが、なしにしてくれねーか?」

播磨(妹さん、すまなかった)

八雲(視えた……はっきりと)
11:2016/09/02(金) 02:10:39.289 ID:
播磨「よく考えたらアシスタント雇う金なんかなかったしよ、それに漫画に関してはもう妹さんは俺の半身みたいなもんだからな」

播磨(ずっと傍で支えてくれたもんな。これからは一生悲しませたりしねえ)

八雲(え……一生って……)

播磨「だ、だからよ、妹さんさえ良ければずっと俺の傍にいてくれないか?」

播磨(妹さん……八雲ちゃん、好きだ)

八雲「えっと……」カァァッ

播磨「ど、どうなんだ」

八雲「ふ、不束か者ですがよろしくお願いします」


「誰かいるのかー?」


二人「「!?」」ビクッ
12:2016/09/02(金) 02:13:12.393 ID:
谷「なんだ播磨と……播磨……まさかお前、見損なったぞ……」

播磨「ちがっ、谷、どうしてここに!」

谷「ああ、体育倉庫の窓が開いてたから気になってな。それよりも播磨、お前はここ最近は大分丸くなってたと思ったんだが……」

八雲「あの、先生! 播磨先輩は何も悪い事はしてませんから」

谷「そうなのか? まあ塚本の妹さんがそういうなら……じゃあもう遅いから早く帰れよ」

播磨「お、おう」
13:2016/09/02(金) 02:15:11.784 ID:
――数日後、刑部宅


八雲「播磨さん、こんにちは」

播磨「おう」ソワソワ

八雲「あの、どうかしたんですか?」

播磨「妹さん、俺たち付き合ってるんだよな?」

八雲「は、はい」カァァッ

播磨「……付き合ったら何すればいいんだ?」

八雲「? ……漫画を描くんじゃないんですか?」

播磨「そ、そーだな! 描くかー漫画!」
14:2016/09/02(金) 02:17:06.423 ID:
播磨「そーいや妹さんは進学するんだよな?」

八雲「え、はい。一応……」

播磨「定期試験前にも手伝ってもらっていいのか? 勉強に支障が出るんじゃ……」

播磨(でも漫画の手伝いと言わず、ずっと一緒にいて欲しいなあ)

八雲「……なんとかします」



―翌日

天満「ちょっと播磨くん! 八雲が学校中退するって言ってるんだけどどーゆー事!?」

播磨「ええっ!?」


15:2016/09/02(金) 02:17:52.581 ID:
懐かしすぎだろwwww
16:2016/09/02(金) 02:19:52.980 ID:
DVD借りたら、播磨×八雲のssが見たくて探したが無かったので仕方がなく自分で書いた
悔いはない
17:2016/09/02(金) 02:21:47.135 ID:
>>16
何でこんな時間に立てたんだよwwww
せめて12時ぐらいでよかっただろ懐古厨を召還しなきゃ
19:2016/09/02(金) 02:23:33.299 ID:
>>17
vipって昼の方が人いるの?
俺的には19時から2時くらいのイメージだった
失敗した
21:2016/09/02(金) 02:26:55.358 ID:
>>19
24時の方の12時なwwwもったいねーな
このSSはもっと見られてよかったよ
22:2016/09/02(金) 02:30:19.342 ID:
>>21
マジか
その頃には書き上がってなかった

でも人が多かったら多かったで恥ずかしいわこんなの
ssも二次創作も初めてだったけど他のss作家はよくこんな恥ずかしいもんポンポン書けるわ
18:2016/09/02(金) 02:22:45.260 ID:
スクールランブル名前しか知らないわ
20:2016/09/02(金) 02:24:46.264 ID:
この時間だと働いてるおっさんはもう寝てそう
23:2016/09/02(金) 02:33:26.763 ID:
なんか懐かしい気持ちになったぞ(^◇^)おつかれ
24:2016/09/02(金) 02:36:54.669 ID:
おまけ

八雲「姉さん」

天満「なにー、やーくも……ってその手にしてるのはハリマ☆ハリオ先生のサイン本!?」

八雲「そうだけど」

天満「どこでそんなもの手に入れたの!?」

八雲「秘密」


天満「姉ヶ崎先生!」

姉ヶ崎「あら塚本さん、どうしたの?」

天満「たしか姉ヶ崎先生ってジンマガ読んでましたよね?」

姉ヶ崎「ええ、それがどうかしたの?」

天満「ふふん、八雲、例の物を!」

八雲「はい、姉さん」
25:2016/09/02(金) 02:40:51.806 ID:
天満「じゃん! ハリマ☆ハリオ先生サイン本! いーでしょ!」

姉ヶ崎「あら、それなら私も持ってるわよ、ほら」

天満「え、どして?」

姉ヶ崎「だって私はハリオのファン一号だもの」

八雲「ファン一号?」ムッ

姉ヶ崎「あら、もしかしてあなたもファンなの?」

八雲「先生、少しお話があります」

姉ヶ崎「いいわよー」

天満「あ、ちょっと! 二人ともどこ行くの!?」

今、女の戦いが始まる……かもしれない

おまけ終わり
26:2016/09/02(金) 02:44:12.744 ID:
このCP好きな俺とって最高だったわ乙
次はおまけの続きだなww
29:2016/09/02(金) 02:57:04.097 ID:
やはり古い作品を観るとssが少ないのが悔やまれるな
最近はss自体vipであまり見かけないけど
31:2016/09/02(金) 03:21:50.950 ID:
小ネタ集

・弁当

天満「やくもー、そろそろお弁当にカレーは飽きたんだけどー」

八雲「だめよ、姉さん。これは烏丸先輩と付き合う練習よ」

・播磨の読み切り

播磨「連載とは別に読み切り描く事になったんだがよ、眠れる森の美女みたいな奴にしようと思うんだ」

八雲「あれ、このヒロイン……」

播磨「そ、それは」

八雲「今度はちゃんとキスしてくださいね?」

・布教

美琴「麻生から聞いたんだが、八雲ちゃんがクラスで漫画の布教活動してるらしいぞ」

愛理「へえー、あの娘が。意外ね」

天満「そーなんだよ! これまで漫画なんか読まなかったのに、今じゃ自分で漫画描いたりしてるんだよ! 不思議だよねえ」

晶「今度読ませてもらおうかしら、八雲の漫画」
32:2016/09/02(金) 03:57:49.361 ID:
ワクワク


百回フラれて知った、禁断の恋愛心理学

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