伝わらないのか届かないのか分からない

Heart-Beat Motors―夢中の瞬間

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意図的に作られた恋愛なんかよりもこういう物語のほうが心温まると思う

【概要】

1年間片思い続けて付き合うことになった彼女との話

22246105

【詳細】

1:2014/04/30(水)22:57:58 ID:
勝手に書いてきます


見た目中の下
BMIは全盛期で24
低身長
人見知り+軽度のコミュ障

彼女
私より身長低い
黒髪ロング
ガッキーと夏帆を足して2で割って少し薄めた感じ。かわいい。
2:2014/04/30(水)23:03:41 ID:
出会いは高校の同じ部活でした。
人数の多い部活だったのですが、私は人の顔と名前を覚えるのが苦手なタイプです。
それに加えて男が極端に少ない部活だったため、同じ部活の女の子に話しかけられたりしても全然上手くしゃべれませんでした。
それでも何人かのやさしい女の子はめげずに私とコミュニケーションをとってくれました。すごくありがたかったです。
3:2014/04/30(水)23:10:36 ID:
彼女はあまり頻繁にしゃべりかけてくれるような人ではありませんでしたが、学校で会うと、かならずニコッとした素敵な笑顔で挨拶をしてくれました。
高校2年生のとき、とある事情で落ち込んでいた私に、いつもと同じようにまぶしい笑顔で挨拶をしてくれた彼女に、私は一瞬で惹かれました。
ちょろいもんだと思われるかもしれません。

しかし当時、彼女には好きな人がいました。部活の部長(イケメン男)でした。
部活の無かったある日、学校から帰ろうとしているとバス停でそれはそれはまぶしい笑顔でイケメンとしゃべる彼女を見て、私は完全に負けを確信しました。
まあ勝負すらしていませんが。ゆずの3カウントを聴きながら傷心に浸っていたことをはっきり覚えています。
4:2014/04/30(水)23:21:20 ID:
彼女とイケメンは出身小学校、中学が一緒といういわゆる幼馴染でした。
私がつけいる一分の隙もありはしません。私は彼女のメールアドレスすら知りませんでした。
彼女は私に素敵な笑顔を向けてくれるのですが、それは私だけではありません。どんな友達にも同じように素敵な笑顔を振りまきますし、そのとき好きだったイケメンにはもっと素敵な笑顔を見せていたことでしょう。

私は彼女のことは好きでしたが、付き合いたいという気持ちは早々に捨ててしまいました。彼女が幸せになれればそれでいいやという、駄目駄目男のあきらめと言い訳に早くも行き着いてしまったのです。
案の定、高2の夏に彼女はそのイケメンに告白しました。
私は最初そのことを全然知らなかったのですが、私が彼女のことを好きだと知ったイケメンが、告白された次の日に電話で告白されたこと、イケメンが彼女を振ったことを私に伝えてきました。
実は彼女が告白する前に部活の合宿があり、そこでイケメンは好きな人がいること、その好きな人は同じ部活の人ではないことをみんなの前で暴露させられていました。
だから彼女はイケメンに告白しても振られることはほぼ確定していたのです。なのに彼女は告白という選択をしました。

今になっても彼女がどういう気持ちで告白したのかは分かりません。しかし、どうせ振られる、自分の恋は成就しないと思って何もしなかった自分と、自分の気持ちを一番に考えてまっすぐに思いを伝えた彼女を比較して、私は勝手に落ち込んでいました。
もし振られて傷心になっている彼女にアタックをすれば私はただただ卑怯者にしかならないと思ってしまったからです。
5:2014/04/30(水)23:28:44 ID:
私は友達を経由して彼女のメールアドレスをゲットしました。しかしここで急に積極的になれば私は卑怯者、という気持ちから自分からメールすることはほぼありませんでした。
私は結局、彼女を好きになってから1年間、ずっと彼女と挨拶をする関係しか築けませんでした。
部活のときもずっと彼女を見ていたため、目が合う回数が少しずつ増えていきました。目が合うたび、彼女はニコッと笑って私に手を振ってくれました。私もそれにつられて思わずニコッと笑い、手を振り返すようになりました。
部活のときだけでなく、普段の授業で教室を移動するときでも、彼女とすれ違わないかとか、休み時間に窓から外を覗いて彼女が通りがからないかとか、消極的なストーキングを私は始めるようになっていました。
6:2014/04/30(水)23:41:04 ID:
1年間がたち、高3の春、少し変化がありました。
彼女のメールアドレスを友達から教えてもらったときに挨拶のメールを送って以来、彼女とメールのやりとりなど一度もなかったというのに、彼女からメールが来ました。
私の母の実家にいったとき、そこのお土産を彼女に渡したのですが、そのお礼のメールが来たのです。

私はすごく興奮し、すぐにメールの返事をして、なんとかメールのやりとりを続けようとがんばって話題を振り続けました。
彼女は私に興味がないのか、メールに気づかないのか、返信がかなりゆっくりでしたが、彼女のメールの着信音が鳴るたびに、私はどぎまぎしました。
彼女とはたわいも無い話をしていましたが、高校3年生ということで途中からは進路の話になっていきました。
私も彼女も進学を希望していました。高校自体は毎年国公立大学に進学する人が2桁いるかいないか程度のものだったのですが、彼女は私学、私は国立の大学を希望していました。
7:2014/04/30(水)23:51:44 ID:
私は春の時点で希望の国立大学の判定がセンターでD、二次でEを喰らっており、そこに行くためには今のままではいけないと思い、彼女への思いを断ち切るためにも告白をする決心をしました。
告白して、すっきり振られて、気持ちを勉強に切り替えようと思ったのです。
彼女とメールしたのはほとんどそれっきりでしたし、直接会話をすることもほとんどありませんでしたから、告白が成功する見込みは無いに等しいものでした。

私は部活に関連した自由参加のイベントをダシにして告白をしようと考えました。
彼女は最初は参加しないつもりだったみたいですが、私がメールで誘ってみるとやはり参加すると返事がきました。
どうやら最初は親に止められていたみたいだったのですが、友達に誘われていることを伝えると親が許してくれたとのことでした。
8:2014/05/01(木)00:02:14 ID:
イベントの会場は電車で1時間ほどの場所にあり、そこへの移動は部活の人たち全員一緒でした。帰りも基本的には全員同じ駅まで帰ってきてから、流れ解散という行程になっていました。
私はイケメンに協力をもちかけ、駅から流れ解散になったとき、私と彼女を二人きりにさせてくれと頼みました。

そして当日、イベントは8時ごろに終了し、全員で駅まで戻ってきてから、部活の人たちで晩御飯を食べることになりました。
私は告白する時間が少し遅くなったことを歯がゆく思う反面、安心もしていました。
ご飯屋さんでは私の隣に彼女が座り、私ははっきりいってご飯どころではありませんでした。
どんな話をしていたかなんて覚えていません。あまり彼女のほうを見てしゃべることはなかったと思います。
他の人としゃべりながら、すこしおちゃらけて見せる、程度でした。私にはそれが限界でした。

そして晩御飯を食べて、解散ということに。彼女は駅から少し歩いたバス停でかえるとのことだったので、私はなんとか理由をつけてそれに同行することに。
本当はそのバス停からのバスを、イケメンを含めた数人も、帰るためには乗らなければいけなかったのですが、そこはイケメンになんとか取り計らってもらい、私はそこで彼女に告白をしました。

歩いていた彼女はかなり驚いた様子で、バス停まで歩く足を止めて、私のほうを見ました。
やはりかわいいなと私は思っていました。
9:2014/05/01(木)00:12:12 ID:
私は自分の気持ちに決着をつけたいがために彼女に告白しました。
しかし、彼女の驚いた様子を見て、彼女を困らせてしまっていることに気づき、自分勝手に告白したことを後悔しました。
彼女はきっと自分を傷つけないように気を使って振るだろう。やさしい人だからと。

しかし私の予想はあてになりませんでした。
彼女は少しはにかんだ様子で、私もちょっといいなと思っていました、といってくれたのです。
私は何故か足の血の気が引いていくような感覚でした。思いもしなかった返事でした。

私は思わずこんなので本当にいいのか、と彼女に確認しました。自分から告白しておきながらどういうことだ、という話ですが。
彼女は私に挨拶してくれたときのようにニコッと笑ってくれました。
私はいっぱいいっぱいだったのですが、とりあえず彼女をバス停まで送りました。バス停に着くと、私は私の家に向かうためのバス停に行かなければいけないからと、そこで彼女とさよならをしました。今思えば彼女のバスが来るまで待っていればよかったのですが。
彼女は最後に、それじゃあこれからよろしくお願いしますと私に右手を差し出してきたので、私も右手を差し出し、握手をしました。初めて彼女に触れたものですから、私はかなりどきどきしました。
10:2014/05/01(木)00:35:41 ID:
その日は家に帰った後、夜も遅かったのですがメールでこれからよろしくお願いしますということ、まさか付き合うことになるとは思わなかったことを話しました。
私は嬉しくて彼女に大好きだとメールを送ると、彼女は恥ずかしがりながらも、自分も私のことが好きだと言ってくれました。
私はメールをすぐ保存しました。

現在も彼女さんとお付き合いをしています。彼女さんは希望の大学に行くことはかないませんでしたが、短大に進学したあと、今は自分の夢を叶えて社会人としてがんばっています。
私は運よく希望していた大学に入ることができ、現在は自分の夢をかなえるための期間として勉強の日々をすごしています。

片思いが始まってから5年以上経つのですが、先日初めて彼女さんとひとつになりました。
彼女さんも私もそういう行為は結婚してからでもいいじゃないか、ぐらいの気持ちだったため、それをする機会があまりありませんでした。
私も彼女さんも、初めてということもあり気持ちよいものではなかったのですが、お互いに気持ちはとても満たされたものになりました。
もう付き合って何年も経ちますが、すごく嬉しい気持ちになり、これを誰かに伝えたいと思ったので、つらつらと書き込んでしまいました。
大したオチもなく申し訳ありません。
私の話はこれで終わりです。
11:2014/05/07(水)12:53:53 ID:
素直に感動した

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