私が舞うと美しい女が酔いしれた
歌詞
恐らく『謡』を聴いた人のほとんどがその特徴的な歌詞に戸惑い、「歌詞に使われている言葉が何語なのか分からない」と思っただろう。
だが謡の歌詞の言葉は我々にとって非常に身近な言語で構成されている。
『謡』の歌詞に使われている言語は我々、日本人の母語である日本語なのだ。
日本語とは言っても我々が使う現代語ではなく、古文などでお馴染みの古語である。
なので文章に起こすと下記のようになる。
吾が舞へば 麗女酔ひにけり
吾が舞えば 照る月とよむなり
夜這いに 神天下りて
夜は明け 鵺鳥鳴く
遠神恵賜
意味
「文字に起こされても訳が分からない」という人向けに『謡』の歌詞を訳すと
私が舞うと美しい女が酔いしれた
私が舞うと照る月が共鳴した
結婚のために神が天を下りてきた
夜が明けて夜の鳥が鳴いた
遠くにおわす神様が恵みを与えてくださる
という意味になる。
一部ではこれを草薙素子と人形使いの融合を暗喩しているのではないかという考察もあるが、真偽は不明である。
貼り付け元 <https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/35592.html>
傀儡謡は聞くだけで満足というか、
意味がわからなくても何も思わなかったけど、
歌詞を見ると、また可能性を感じさせてくれるなって思います。
まるでかぐや姫の伝説を見ているみたい。
人と人が出会うと良いこともあれば悪いこともある。
「出会いに感謝」って言う人に限って、「良いこと」しか見ない。
出会わなければ出会わない痛みにはとても無自覚な人が多い。
嫌なことや痛いことは都合よく忘れることが出来る。
それが成熟した人間の能力だとすれば、
未成熟な人間は感覚の取捨選択が出来ないので病気になる可能性がある
舞えば女神が顔を出す。
それはとても美しいけど、
輝く才能が必ずしも美しいとは思えない。