【概要】
多由也が「自由を捨てて力を得た」って言ってた。
白であり続けるために何かを切り離した羽川翼さん。
雪のように白いハクも同じなのかなって思う。
進撃の巨人を見て誰かがコメントしてた「美女になら…!」を思い出した。
忍野メメが言ってた「気持ち悪い」って言葉がスゲー響いてくる。
純粋で潔白な人間なんて本当に存在するのかな…(*´ω`*)
それにしてもエナジードレインを耐えるヶ原さんの愛情がやさしいんだよなあ。
【内容】
物語シリーズの登場人物。
羽川 翼
CV:堀江由衣
私立直江津高校三年生。クラスでは委員長を務めている。
阿良々木暦にとって、高校生活初の友人であり、彼の命の恩人。
きっちりとした三つ編みに前髪を揃えて、見るからに優等生というスタイルを貫いる、見ただけで頭がいいと確信できる人物。
事実、小学生の頃から、成績という点において人後に落ちたことが一度もないという化物。
しかし、暦と同様に自己評価が低く、自分のことを『ちょっと真面目なところが取り柄の普通の女の子』だと思っている。
『誰にでも優しい』暦をして、「彼女以上に善良な人間というのに、生まれてこの方あったことがない」と言わせるほどの善人であり、作中一の常識人。
…他が常識から外れすぎているだけかもしれないが。
そして、終始ボケてばかりの女性陣においては珍しくツッコミ役。暦でさえ翼との会話中はほとんどボケている。
自分のことを省みず、ひとの苦境に手を差し伸べることが出来、そのための自己犠牲も厭わない(忍野メメはその人間性に対して気持ち悪いとまで言っていた)、
精神面が異常に強い人物。
ただ、それ故に負の感情を内に溜め込んでしまう所がある。実際、それが原因で二度怪異を呼び寄せている。
羽川さんは白い人、本当に真っ白な人だと思う。
でも、その白さにはワケがある。
彼女は『黒いもの』を切り離していくスタイルなんだ。
言われてみれば、染める色を拒み続ければ真っ白でいられる。
それって、物凄いことだと思うんだ。
「私は本物じゃなくって、人物でありたい」
羽川翼を見ていると、純粋って何だろうって思う。
原体験のことかな?なんだか西田幾多郎が喜びそうな話だ。
子どもは純粋だ――
多くの人はそんなことを口にする。
もちろん僕だってそう思う。
けどさ、時々何を持ってして『純粋』と言うのかが分からなくなるんだ。
雲を見て「乗りたいなあ」と言うのが純粋?
自分を正義のヒーローだと思い込むのが純粋…?
だとすれば単純で思い込みの激しい思考を純粋と言うのかもしれない。
尖った人を求める風潮があるけど、比較をすればするほど思考は丸くなっていくものでしょ。
SNSが発達した今でも、日本人の心には付和雷同が強烈に刷り込まれてる気がする。
思考はデータ化出来ず統計にもできないから断言は出来ないんだけどね。
誰が何をどこまで考えているのかを測れない。
理解できないと怖いけど、面白い。
だからこそツンデレとかギャップ萌えなど、裏表にはスゲー魅力が付加されるのかも。
やっぱ面白いなって思うのは、色を拒み捨てることで『白であり続ける』ってこと。
羽川翼スゲェーよ!想像以上に凄いですよ!
自分に混ざろうとする『黒いもの』はブラック羽川さんや苛虎となって吐き出した模様!
と同時に足フェチ尻フェチを刺激して視聴者の心を黒く染め上げた(σ・∀・)σゲッツ!!
白と黒を合わせて灰色に生きることを選んだ羽川さんに感動した。
良い事ばかり続くわけじゃないのに、その決意って惚れる。
人間らしさって白ではなく、黒い部分にこそあるのかもって思う。
黒を抱えて灰色に処理して付き合うことが人間味のある人間らしい人間の条件ってことなのかも。
羽川さんの壮大な失恋旅行が物語化されることを願ってるぜ!