
【概要】
迷える子羊って『なぜ』迷っているんだろう。
ワケも分からず迷い続けることほど怖いことはない。
迷いながら微笑むことのできる人はスゴイ精神力だと思う。
心は変わる 景色と同じように
仕方ないのさ
神様なんて どこか気まぐれだから
当てにするなよ
走り続けていようぜ
立ち止まるのはまだだろ
たどりつきたい 闇の向こう
ANGEL VOICE 感じたのさ
遥かな胸の鼓動 リズムあわせて
やっとこの場所で二人出会えた
おまえのその姿
この目に焼きつける
ヘヴィーな夜にも
きっと力与えてくれる ANGEL VOICE
「ララァ、私を導いてくれ!」シャアも天使の声を求めていた。
パートナーってのは道標を見せ合うための存在なのかもしれないと思った。
【内容】
八九寺真宵
物語シリーズ(西尾維新)の登場キャラクターで、「まよいマイマイ」編ではヒロインとして扱われた。
CV:加藤英美里
迷子になって公園で看板を見ている所を阿良々木暦にナンパされた小学五年生。
バックパッカーの如く大きなリュックサックを背負っており、ツインテールの利発そうな女の子。そのツインテールを解くと、死ぬ。
性格は慇懃無礼で凶暴。毎回会う度に抱きついてくる暦の手に噛みついて、その肉を喰いちぎるほど。
その際、「美味しかった」と言っているのでカニバリズムの素質は十分にあるかと思われる。
小学生とは思えないほどの語彙・知識・お笑いのセンスがあり、暦の突っ込みを最大限に引き出せる人物。
暦自身をして、「八九寺と話すのが一番楽しい」と言わしめるほど。
言葉のセンスが古く、一般人が覚えていない知識を使うことが多い。
しかし、暦もそのネタに関して毎回的確なボケと突っ込みを繰り返すので、ある意味阿良々木メンバーで最高のコンビ。
羽川翼と仲が良く、二人で阿良々木被害者の会を作っている様子。
何気に、作中で一番セクハラを受けているヒロインかもしれない。
しかし、同時に暦のセクハラを(ネタとして)楽しみにしている節があり、
一度普通に話しかけられた時は「阿良々木さんからセクハラを取ったらミジンコしか残らない」と本気で失望していた。
彼女の代名詞は暦と毎回会う度に、彼の名字をワザと噛む。その後「失礼、噛みました」と言い、さらに噛みなおす。
その流れは最早暦が彼女と会うときの芸と化しており、会った時、彼女が名前を噛んでくれなかった時は逆に非常に困惑した。
ちなみに名字の噛みパターンは、「ぼらら木さん」「むらら木さん」「クララ木さん」「良良々木さん」など。
その度暦は名字毎に的確な突っ込みを行っている。
その見返りに、暦は八九寺にセクハラしてもよいという紳士協定が結ばれている。
八九寺真宵とは、迷うと出会えるロリコン製造機やで。
ええなあ、そないな美少女に出会えるっちゅうならいくらでも迷ったるわ。
「いいんです。小さな人間には大きな心で接してあげましょう。わたしのクラスでは、『ロリコンに優しく』が今月の目標ですから」
なんか憧れるΣ(´∀`;)そんな学校があったら見てみたい。
でもさ、『道に迷う』って本当に良いことなのかな?
迷うことについて考えたのがこの物語なのかなあって思った。
お杉「道が広がった分、おぬしは誰よりも人に優しくできる」
宮本武蔵が真っ直ぐな一本の道を歩むのならば、本位田又八は迷い回り道を繰り返した曲線の道。
「美しいのは武蔵だ」直感的に見るならば、やっぱり直線の道がカッコいいと思う。
ええそうです。お杉の婆さんが語ったあの言葉です。思わず涙が零れたあの場面です。
伊藤一刀斎か柳生石舟斎宗厳か、山か自分か、螺旋を昇るのか降りるのか…
武蔵は一直線の道と言われるけど武蔵こそ迷い悩んでいる節がある。
進むべき道を迷っているのは又八に限らず、武蔵にだってある。
なるほど、結果的に真っ直ぐであろうともその過程は又八と同じってことか。
古河渚「頑張れるなら、頑張るべきなんです。進めるなら、前に進むべきなんです。朋也くんは、進んでください」
この言葉を思い出した。
要は『止まるか歩くか』しかないんですよね。
そして、道に迷わないってことは『目的に向かっている』ってこと。
だけど考えてみると、自分が迷っていることを認識できる人なんて何人いるのかな?
そりゃあ地図を持ってナビがあるなら自分が迷子だってことが分かるでしょうよ。
でも、行き先も方法も目的地も明確にならないというのに『迷子』になれるのかな?
暦なら母の日に逃げ出したこと、翼なら帰宅したくない。
八九寺真宵に出会える人ってのは、そもそも『自分が迷っていること』を理解している人。
つまり、かなり恵まれた人なのかなって思った。