【概要】
- 人の意識をネットにアップロードする時代が来るかもしれない…!!
- でも自分が自分であることは、肉体と精神のどちらが証明してくれるんだろう。
- 肉体がもたらす実感と、精神がもたらす実感のどちらがホンモノなのかな?
【参考】
人間の意識をコンピュータにアップロード→仮想世界で永遠に生き続ける驚愕の計画が進行中!
【展開】
人間の頭脳をデータ化する
発明家「意識をデータ化して保存すれば不老不死だ!」
俺ら「お前は何を言っているんだ?」
発明家「私は遂に死を克服したのだ!」
↑意識が自分であることを実感させてくれる。
だから、意識が無くなれば生きてることを感じられない。
そこで、ネットに意識をアップロードすれば永遠って話さ。
身体があっても精神の無い人。
精神があっても身体が無い人。
肉体と精神のどちらが自分である比率多いのかな?
生きているっていう実感はどちらがより教えてくれるんだろうね。
仮想世界で生きる自由
神経科学者によれば、脳の99.9%は機械的に動いているのだという。脳は計算をするものであり、さまざまな機能を果たすものである。その仕組みが解明されれば、その代替品を構築することができる。脳の一部の複製を作ることは、すでによく行われていることだ。であれば、脳全体を複製することも可能なはずだ。脳全体(つまりSIMを)をコンピュータにアップロードすれば、コンピュータが通常やっているように、多くのデータを処理したり、保存したり、またフォルダーに整理して必要なときにすぐに取り出せるようにしたりすることができるはずだ。
↑このイメージはまさに攻殻機動隊の電脳化を言ってるんだと思う。
電脳デバイスを通じて意識をネットに上げる技術だね。
脳全体と意識を複製するって、そりゃもうゴーストダビングですね分かります。
もっと分かりやすく言えば、ロックマンエグゼ3のパルストランスミッションかな。
ナビを電脳世界と接続させるんじゃなくて、自分がナビと同化して接続するってこと。
これにより、人間は新しいステージを駆け上がることは間違いないと思う。
現実の自由より遥かに夢想的な自由を手に入れることになるだろう。
もしかしたらそれはケイパビリティを最大限高めることに繋がるかもしれない。
自分の記憶を保存できるってことは、すべての知覚が有意義な存在になるってことかもね。
外部記憶装置が普及すれば、調べて分かることの価値は相対的に消えていくのかな。
てことは、個性的な情報が唯一にして最大の武器に変わるのかもしれない。
精神と肉体のどちらが自分なのか
エグゼ3でコサック博士が神経接続した状態でフォルテに潰された結果…
博士は昏睡状態になっちまった・・・
ヤバイよね、接続先で意識にダメージが加われば当然現実の肉体にも飛び火するなんてさ。
ネットに接続するということはリスクも背負わなければならないのかもね。
人気アニメ『銀河鉄道999』では、生身の人間が心を「機械の体」に転送して機械人間に変身したり、病気でひん死の状態の人が、心を海賊船のコンピュータに送って船の心になったりした場面があった。また映画『マトリックス』では、人間は電池として機械に拘束され、心は仮想空間で「自由に」生活していた。
ネットに自分そのものが接続するってことは、精神が一人歩きするってことだと思う。
もしそれで不自由ない暮らしだと感じるのであれば、肉体は精神の箱ってことかもね。
血が出て「痛い!」って感じるのは心で、感じさせてくれたのは身体。
どちらも無くてはならないものだけど、オレはやっぱり意識があるから自分の思考があるのかもしれないって感じてる。
植物人間にも意識があるのは物凄く大きな発見だと思う。
これは、肉体と精神は不可分じゃあないし、精神こそが自分だってことなのかもしれない。
つまり、自分そのものである精神と、生命維持装置である肉体ということかな。