【概要】
- MOTHER2のキャッチフレーズってスルメだったんだね。
- 正直パッとしなかったのに、今になると暖かさが伝わってくる。
- 思い出補正の基準は共感にあるんだと思った。
【内容】
MOTHER2の思い出
墓地で写真撮ったりポーラがさらわれた直後だったり一人幽霊になってたりと、
最低な思い出が増えたときの切なさときたら・・・。
ポーラ抜けるし敵がどれも火力高い
スーファミの時代から。
諦めて、1と2のセットで携帯ゲーム版買ったけど、盛り上がり時期を逃した寂しい思い出。
生業とす
敵キャラのカラスのタバコも修正入ってるし
セリフの時事ネタは変更されてるし
男の二人旅は哀しい
2が一番傑作だと思うんだけどな
ここじゃねえかw
正式なナンバリングスレのこと
mother1と3は50超えてて2も少し前まではあったはずなのに
なんで今はないんだろう。今プレイしてるけどmother2は本当に神ゲー
ラストダンジョンのオーバーキルすぎるダメージもすごい
俺も騙されたわwww
あの時本気で詰んだと思った
さすがにもっかいやれば気づいたがw
東方は好きだけどMOTHERとは混ぜてほしくない
MOTHERはMOTHERの独特な世界観がいいのに東方が入ってきたらそれが壊される
海外のMOTHERファンがMOTHER4開発してるとか言ってたけどアレはどうなったんだろ
取り敢えず、MOTHERっぽいゲームない?
何かニヤニヤしてしまう
時間をかけて、ゆっくりと、自分のペースで。
初見だったら攻略本とか見ないで自力プレイ
二回目以降は攻略法みて見逃したイベントとか見たりするのがお勧め
「実は・・・オニの子なんです!」みたいな事が書いてあった手帳って
なんか意味でもあったのかな?
ハッピーハッピー村にあった家に入ろうとしたら「こんにちは。」
あそこも気になった
自分の感情に素直であれ
誰も君を否定することはできないし。
肯定をえて安心したいというのも間違いだ。
サンクス
また最初からやってくるよ
自分の気持ちの確認を取るために
あらためて ありがとう
あと余談だけど3の第六章は「さすが糸井重里!」と思ったな
ハローグッバイ
みたいのなかったっけ
あれこわい
ジャニ基地母親で「売上に貢献する」とかなんとか
今考えると宗教みたいで怖い。
まあ今でもSMAPファンクラブ会員なんだが最近は平成なんちゃらの会員にもなっている…
ホテルの朝刊にホームレス死亡みたいな記事が載っててさあ
停電のデパートやムーンサイドよりこっちの方が怖かった
うむ、GBA版ではできない
うれしい・・・・
アッー
ギーグって男じゃないんじゃなかった?
リアルフォーサイド
スマブラに体験版はいってたのに意外だった
両親の会話で泣いてしまった。
お金持ちやエラいヒトにはならなくてもいいけど
思いやりのある子に育って欲しいわ ってとこで泣いてしまう。
初めてマザー2やったのは確か小5の頃、今は27歳だ。
あの頃は何も思わなかったが、大人になった今はヤバい。
マザー2に出会えた全てにありがとう。心からありがとう。
豆乳でつくるな
杏仁豆腐タイプで作れ
絶品
どせいさんの科学力が以外とすごいこと。
かたにちからバットで攻撃当たらなくてネスザコイ、スランプか?と思って武器変えたらやっと、かたにちからバットのかたにちからは、かたにちからが入って力んでたんだと思ったこと。
ギーグのネスさんネスさんネスさんネスさん、ネス!ネス!イタイイタイと言ってうわっかわいそうと思ったけれど、次のキモチイイ発言で、イラッと来たこと。
男前豆腐何考えてんだ…
→行きたいのに別方向行ったりするからバグかと思ってた。横から弟が操作していたと知ったのは大分後の話。
「おお ネスくん。ポーラ!
げんきそうで なによりだ。
きょうは ここに とまりなさい。
べつべつの へやにな・・・・。」
ガッツのバット
ほしのペンダント
ようせいのうでわ
かがやきのコイン
ポーラ
てんしのフライパン
ほしのペンダント
めがみのうでわ
めがみのリボン
ジェフ
ガイアビーム
ほしのペンダント
てんしのうでわ
おみやげのコイン
プー
おうじゃのつるぎ
おうじゃのマント
おうじゃのうでわ
おうじゃのバンダナ
どせいさんやデヘラーに通じるマスコット的魅力がある
サマーズの再現写真をもう一度見たくて探したよ。
素晴らしい写真で中2の俺の心を鷲掴みしたこの体験を期に俺はプロのカメラマンになった。
素晴らしい合成写真だった。
突き抜ける青空にリゾートホテルや
生活観溢れる思い思いの車に、
ビーチでは賑やかそうなパラソル、
そして潮騒感じるブルーオーシャン。
真ん中には手を繋いだ水着のカップル。
ずっと夢見ていたこの風景を、仕事でオーストラリアに行った折たまたまロケ地に遭遇した。
生きてて良かった
自分は今まで一回もゲームした事なかったんです(実家の教育方針で)
大学に入ってできたルームメイトが誕生日プレゼントに
初心者だしマザー2!と言う事でマザー2のソフトをプレゼントしてくれました!
スーファミも貸してくれています!
隣でゲームしてるのを観て基本的なコントローラーの操作を教えてくれたりします。
今まさにプレイ中(フォーサイド)ですが
ゲームの内容もだけどいろいろいい思い出になりそうです。
セーブ出来ないからじっくり堪能出来ないのが辛かったけど、WiiUで途中セーブ出来るようになったから嬉しい
図書館のお姉さんの「2001年くらいになったら~」ってセリフもいま見るとぐっとくる
当時は2001年なんてずっとずっと未来だと思ってたから
ストイッククラブが大衆酒場ドアホ一代になっていたり、モノトリーがエレベーターマンになってたり。他にも細かいところ見て回ったなぁ。
エンディングのスタッフロールの曲も、当時からしみじみした。
ストーンヘンジには主人公を「あなたは無知で教養のないガキ」っていう大人もいたっけ。
一番露骨にイヤな大人達は、フォーサイドのトンチキさん倒れてるトコを傍観してるヤツら。成人してから見てみると、なんか怖い…。
でも反対にイイ大人もいっぱいいるよね。「大人になったらまたおいで」とか「カギなくした…でも自分でなんとかするよ」って言う町人とか好きだ。
メンバー三人はもちろんライアーさん、トンズラ、トンチキ、モノトリー、、、ポーキーに。そしてネスのおかあさん。
マザーの世界の住人ってほんとに居そうで居ないリアルさがあったよね。
大人になり人間関係に悩む事はなくなったけど、夏の朝少し早めに目が覚めたらあの頃の事を思い出す。
悔やんでも悔やみきれない。
最初にやったのが高2というのは遅すぎた。
今でも時々やりますが、
だいたいいつもジェフが仲間になっってからしばらくしてやめてしまいます。
ネスとポーラがピンチ!→ジェフ助けて!→旅立つジェフ
というこの流れが大好きです。
ウィンターズのBGMと雪景色がすごく良くて、
頼りになるのかならないのかよくわからない
バルーンモンキーと旅する不安な感じがすごく好きです。
このスレのみなさんは詳しくてすごいですね。
今度は手放さない、一生大事にするぜ
カーペインターの雷!→バッヂがはね返す!→戦闘入るの流れかっこいいな。
ポーラを連れてツーソンまで帰ったついでにオネットの実家にも帰った。
ついでにライヤー・ホーランドの家いったら、床が穴だらけで変な男がいるんだがなんなんだコレ…。
床が穴だらけは元々だけど、その男は…?そのタイミングで行ったことないからなぁ。トンチキさんでもないだろうし。何か喋った?
なんか警察官みたいなHGみたいな服装の男で、
俺の地下室みるか?って聞いてきて、
イヤなんだろ。あんたもショージ・モッチーとつるんでろ みたいなことを言ってくる。
床の穴にはしごがかかってる。
でも元々のライヤー・ホーランド忘れたからこれが彼なのかも。
リリパットステップで貯めたお金で別荘買ったがこれはワロタwwww
ホテルで体力回復しようと思ったら変な女とゾンビに拉致られて、
急にジェフ編に突入してしまった!地下にいったら閉じ込められるのは知ってたんだが、
ホテルは知らなかった!
そうはいってもジェフ編は大好物。クッキーの箱開けるのはいつみても笑えるw
やっぱりウインターズの雰囲気は良いなぁーなんておもってたらまたデータが飛んだ!!
ポーラ加入直後に戻ってしまった!
またやり直しかよ!!!
ジェフのルームメイトのセリフはすごく良いよね。
「とりあえずさよなら
きみがどこへいくのかなにをしにいくのかしらないけど
ぼくらはずっと親友だぜ」
彼が踏み台になってくれて寄宿舎から脱出できたわけだが、
それにしても夢の声だけを信じて旅立つジェフもすごい。
俺はこのウィンターズの旅がMOTHER2のピークと思っている。
マグネットヒルはどうだろ?
ジャイアントステップ、レイニーサークル、ルミネホールは通らないと話進まないし。
所見でリリパットステップかミルキーウェル抜かして、最後に行った記憶が(笑)
今までで一番面白かったゲームでもなければ、一番やりこんだゲームでもなくて
一番思い出したら切なくてたまんねー高2の時の彼女みたいなゲーム
・敵モンスターのEXPのインフレ早っ!味方のレベルアップも早っ!こういう、ダンジョン攻略順がほぼ一本道だからこそできる、
敵も味方もガンガン強くなっていくRPGもいいもんだな
・「どうぐやのかんばん」便利すぎ。ダンジョン内で余ったアイテムを捨てさせられるのと、その場で売れるのじゃあストレスが段違い
・オネット:1人旅でまだまだレベルは低いわ、レベル上げしようにも敵EXPのインフレが相対的にすさまじいわで最も苦労した。何回死んだ事やら…
・ツーソン:ポーラ加入までは装備品と重要アイテムだけでネスのアイテム欄が全部埋まるという事態に。エスカルゴ運送に救われた
ポーラ加入直後は彼女を守りつつレベルを上げるのにそこそこ骨が折れた
きょだいモグラ戦は、パラライシスが有効な事に気付くまでは、削っては回復され、削っては回復され、でジリ貧だった
・ウィンターズ:オネット程ではないが難しかった、あばれゴートはレベル1で戦う相手としては普通に強いし、
あるくキノコの出るレイニーサークルはほぼ逃げてばかりだった
・スリーク:「どく」や「とりつき」や「しびれ」等、ヒーリングαでもバトル終了でも治せない状態異常たちに悩まされた
ホテルも病院も無料なサターンバレー付近で思い切しレベル上げした
・フォーサイド:ポーラ離脱後は戦力が不足し、おまけにまたアイテム欄がカツカツになり、苦戦を強いられた、特にデパートの連中は強すぎる…
・サマーズ~マジカント:プー加入後は、回復PSI使い&フリーズ使いがそれぞれ2人ずつになり、ダンジョン道中・ボス戦共に一気に楽になった
ここらのボスで苦労したのはクラーケン・DXスターマンくらい?多くのボスに対しての基本火力がフリーズだったので、
デフォルトで掛かっているサイコカウンターβを潰せるシールドキラーにはお世話になった
・マジカントクリア後:ネスの超強化に合わせて敵も超強化… オネットでは真面目に戦っていたが、過去の最低国は逃げ一辺倒だった
さいごのスターマン&スーパーエナジーロボ&スターマン・センゾとか悪夢そのものだ…
・ネス:遅さを除けばステータスも使用PSIも万能タイプで頼りがいがあるが、ママにこまめに電話を掛けないとホームシックになる…
と、なかなか個性が立ってたと思うんだが、終盤の終盤に、異常なまでに強化されるのはどうかと…
・ポーラ:低HPだが高PP・高スピードで、ザコ戦ではフリーズβ、ボス戦ではフリーズγ・Ωにお世話になった
・ジェフ:スーパーバズーカやシールドキラーなど、強力な彼専用グッズ群のおかげで、後半は大活躍だった
・プー:装備品が少なかったり(つるぎは取り逃した)、加入が遅い上にスカラビ後半で離脱してどうしてもレベルが低くなってしまったりで、
ステータス面では他のPSI使い2人に総合的に見劣りするも、PSIのバリエーションは3人の中で最も強いと思った
やっぱりパーティメンバーの数と難易度が反比例するな…(過去の最低国は除く)
キャラ毎の性能の個性が強いRPGはやっぱり楽しい
財布が寂しくなったら適宜金策に走ってたから、金で困ったのはオネットや、サターンバレーに到着するまでのスリークくらいだったな
自宅で寝ればHP・PP回復が無料なオネットはともかく、
ツーソンにしばらく帰れなくなって金策が出来なくなり、全滅時のペナルティや、ホテル代や病院代が馬鹿にならないスリークは、
最初に持ち込んだ資金が命のともし火だった
作中屈指のトラウママップと名高いムーンサイドにも同じ事が言えるけど
心細いと言えば、ストーンヘンジ基地は敵シンボルの密度が高い上に、「そろそろ終わりっぽいな」と思ってもまだまだダンジョンが続いたりで、
PPの枯渇が心配で心細かったな… 進めば進むほどに、ダンジョンのグラフィックも暗くなっていくし
ボス含めて全ての敵の中で初めて、初期状態で反撃のサイコシールドをまとっているスーパースターマンには度肝を抜かれた
初見でいきなりポーラ・プーでフリーズβをぶっ放したらえらい目に遭ったなw
ザコが強いとかラスボスがグロいとか、人によって恐怖を感じるポイントが色々あるんだろうけれど、
俺は、ネス達がロボットに改造される展開がけっこう堪えたわ…
まず、「人間が人間じゃなくなる」っつー流れそのものが苦手だったし、手術シーンのSEも、じわじわと胸を締め付けられるような生理的嫌悪感を感じた
父親に電話したら風邪だと勘違いされるのも、またキッツい表現だった
そして、何よりキツかったのが、「最低国でセーブすると、そのセーブデータでは、これからもずっと、ネス達がロボットのままの状態でデータが残る」という点だな…
ずっとロボットのままの、「セーブデータ上の」ネス達が可愛そうで仕方がなかった
ギーグは過去に逃げたけれど、時間が経てばやがてネスの居る時代に来てしまう
そこでまた過去に逃げて逃げた先に居るギーグと融合する
そうして自らを強化しつつネスから逃げていたけれど繰り返し過ぎてぶっ壊れる
ってのがあのギーグなのかな?
中盤戦以降は同じ模様が無数に繰り返されているのはそのそれぞれの融合したギーグとかで
残りのコーヒーやレコードは脅威だったな…
打たれ弱いからってポーラに預けてた奴は大変やな
ポーラ離脱期間といえば、タライ・ジャブの穴の最深部にある鉄のタコのウザさは異常
パーティ一人当たりの最大所持アイテム数が厳しめなゲームだし、
タコけしマシンは、アイテム欄に余裕を持たせるために、グレフル攻略後にとっとと預けてタライまでそのままだった奴も多いと思う
俺はポーラ離脱時に彼女にタコけしを持たせていたせいでエスカルゴから電話が掛かってきたが、
あれが、近い内にそのアイテムが必要になるフラグだとは気付けなかった…
どういう電話?預り所に戻したって?
「誰かから、『これをネスに渡してくれ』とタコけしマシンを受け取ったので、そちらが電話を掛けてくれればすぐに届けに行きますよ」
的な感じの内容の電話だった覚えがある
ポーラが誘拐されてデパートから出た直後に掛かってきたので不気味に感じたわ…
確か、他にもこのイベントが起こる条件のあるイベントアイテムがあったはず
配達関連は確かスリークのゾンビホイホイだったかな。
アップルキッドから、ピザ屋か何かが運んでくる
ゾンビホイホイは、アップルキッドが自作して自分でネスに電話を掛けてるストーリーイベントからまた別っしょ
>>643は、必須アイテムを持った仲間が離脱してしまった時の救済用イベントと思われる
ドラクエ10とかゼルダ無双とかうんざり
任天堂は潜在能力あるんだから考え欲しいわ
あとファミコン探偵倶楽部の最新作をWiiUで発売すればこれも売れる
零アピールとか他力本願なんだよ
いまいち憎めないのはやっぱり糸井さんのテキストが良いからだろうな
ユーモアが効いてて
登場人物みんなそう
何回もプレイしたくなる不朽の名作
最近で言えば脚本家のクドカンとかかな
でもそういうユーモアっていうのはすごく大事だと思う
互いにゲームでありドラマである
こんな世界があったらいいなっていう
でもそれで気付きを得るのは(こんな人になりたいみたいな)とてもいい現実の反映の仕方だと思う
MOTHERシリーズは糸井さんのテキストなしでは作り上げられない世界
チャーリー・ブラウンのようなドット画やムーンライダースの鈴木慶一氏等による秀逸なBGM
それを読みたくて歩き回っていたのもあるかも知れない
ポーラは11歳
プーはそれより年上で背が高いって設定だけど
最後にギーグを倒したあとに街の住人たちの台詞がいくつか変わってて
ポーラのパパがネスに青年らしい付き合いを頼むよって言ってたから
ネスは17、8歳のハイスクールにはなってると思うんだよね
冒険を始めてから5、6年経過したことが台詞から分かると思う
なんとなく素早さが上がりそうで、ネスやプーに持たせてたが
20周年になって気付く『限りなく日常に近い非日常性』
クロノトリガー「星はかつて、夢を見た」
かまいたちの夜「あなたのせいで、死体が増える」
mother2「おとなもこどももおねーさんも」
↑キャッチフレーズといえば、その作品の魅力を大きく左右する大事な文言だ。
でも個人的にmother2のCPは微妙だと思っていた。
前作の「エンディングまで泣くんじゃない」と比べても、ちょっと微妙感漂う感じだった。
けど、20周年ということもあってもう一度MOTHERシリーズに触れてみると、考えが変わってきた。
MOTHERが母を意味することそのままに、この作品には母性のような暖かさでプレイヤーを包みこむ感覚がある。
これを一言で表せば、『懐かしさの共感』というかそんな感じかな。
ただの野良犬が『恩知らずな犬』だったり、ネズミが「話しかけてくれてありがとう」って言ったりする。
うるさいおばさんや酔っぱらいを超能力で片付ける和やかムードなのに、敵は宇宙からの侵略者…
そしていきなりシュールな言葉が飛んできたかと思えば、なんてこと無いアイテムの説明文が妙に優しかったり…
一応シリアスな物語のはずが日常生活感満載で、自分は普通だけど実は特別だったんだ的な感覚を覚える。
涼宮ハルヒの憂鬱のような、限りなく日常に近い非日常系って言えば分かりやすいと思う。
つまりMOTHER2は、幼かった頃に感じる、すべてのものと会話が出来るとかそういう『無邪気な万能感』で溢れている。
この『無邪気な万能感』が日常シーンを通して『懐かしさの共感』に繋がるのかなって思うんだ。
だから、作品を隅々までやり込むと「おとなもこどももおねーさんも」って言葉は半端無く共感しやすい言葉になっていく。
思い出補正も相当あるけど、やっぱりMOTHER2はスゲーんだなぁって感じる。
共感には境界を超える力があったりする
私たちはふつうの市民です。ふつうの市民ということは、会社員がいて、小学校の先生がいて、大工さんがいて、おかみさんがいて、新聞記者がいて、花屋さんがいて、小説を書く男がいて、英語を勉強している少年がいて、つまり、このパンフレットを読むあなた自身がいて、その私たちが言いたいことはただ一つ、「ベトナムに平和を!」
↑これは1974年に『ベトナムに平和を!市民連合』の人たちが配っていたビラのCPです。
MOTHER2のCPとなんか似たような感覚を覚えたので、引き合いに出してみた。
ベトナム戦争に反対するこの市民連合の凄いところは2つある。
1つは、右翼左翼や思想信条が違う犬猿の仲であっても「ベトナムに平和を!」のために結集したこと。
もう1つは、目的を持ってさえいれば、名乗りたければ誰でも『ベトナムに平和を!市民連合』を名乗って活動して良かったこと。
MOTHER2も「よしやってみよう」から始まって、様々な解釈を包括してプレイヤーを包み込んでくれる。
チンピラのにーちゃんも、セクシーなおねーさんもみんなが共感できるのも、多分『無邪気な万能感』を共有できるからこそ。
『ベトナムに平和を!市民連合』も似たように、日常に暮らす人が非日常(戦争)に対して『反対』を共感したから盛り上がった。
無差別に散らばる人々が一つの共感を共有することは、個人が持つ色々な境界線を超えるんだなって感じた。