リア充「誰かを愛するのに理由がいるかい？」

【概要】

1. リア充な人は人間関係の煩わしさに萎える。
2. リア充でない人は人間関係の可能性に心躍る。
3. 人脈の構築は大切だけど、深さは求めない方が無難なのかな。

緑の糸を赤い糸に塗り替える過程が恋愛だと思う

【内容】

リア充は無趣味。連中の最大の楽しみは、人間関係を構築すること。

1： 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/05/09(金) 23:35:41.83 ID:tDlDsWdJ0.net

http://news.ameba.jp/20140417-641/

149： 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2014/05/11(日) 12:46:30.22 ID:YUpXZjqK0.net

リア充てこんなのか？
俺こんなところに放り込まれたら死んじゃうわ
一人で山登ってた方が楽しいわ

巨匠4人が定義するソーシャルキャピタルについて

境界線が曖昧で「学問なの？」と非難される社会学。

でもやはり、数多いる学者の中にも偉人ってのはおります。

で、今やどこにでも顔を出すSCについて偉人はどう定義したのでしょうか。

ブルデュー「ある程度確立された相互の信頼関係に支えられたネットワークにより醸成され、又はされると期待される資源のことだ」

ブルデュー「これは基本的に個人が自分の利益のために利用できる資源だぞ」

↑彼は経済資本、象徴資本(名声や名誉)、文化資本(学歴とか文化的な評価)、社会関係資本の4つの資本があるとした。

で、社会関係資本はその内の1つであり、4つ揃う奴がナンバーワンだ的なこと言った。

コールマン「SCとは、ある種の目的の達成をより良い方法で可能にするような人と人との関係構造から創出される資本のことさ」

コールマン「個人や組織の行為を促し、これは特定の目標を効率よく達成するために役に立つよ」

↑金融資本、物理的資本、人的資本、社会関係資本の内の1つとした。

で、SCは家庭とか次世代の人的資本を作るのに必要だと言った。

まあ、考えてみれば結婚は社会関係資本の蓄積って感じですものね。

パットナム「人の繋がり、つまりネットワーク及びそれに由来する互恵などの規範と信頼のことですよ」

パットナム「SCの高い北イタリアはコミュニティ活動が活発で水平的な関係で連帯や参加、統合を価値観としてます」

↑一般的にSCと言ったらパットナムの定義が挙がるくらい浸透してる人。

社会関係資本を育てるには人的資本への投資がまず必要だって言ってた。

教育を4年追加すればボランティア参加率が45％上がるから教育効果は社会参加を促進すると言う。

オストロム「SCとは目的をより良い方法で達成するために時間とエネルギーを費やしつつ共に働く個人間で創出され、これがなきゃその達成は可能とはならないようなもの」

オストロム「SCは見えないけど、知識の共有や規範、ルールや交流などで具現化するわ」

↑個人は経験的に自己利益最大化のためには規範に従うのが最良と知る。

したら、押し付けられるよりもみんなでルールを作り、規範を構築するのが一番良いじゃん？

こうした、自然資源管理という集合行為を可能にするのがSCの力だって言った。

こうして見ると、普段から密接な関係を構築するのが質的な関係だとすれば、SCってのは量的な繋がりなのかなって思う。

SCと似てるネットワーキングって言葉は質的で、普段から同じ価値観を共有して密接に結び付いてる。

NWは本当に組織っぽいイメージ。

逆に普段はスタンドプレーだけど有事の時はスタンドプレーから生じるチームワークを発揮するみたいな。

それがSCなのかなって思った。