「かく言う私も童貞でね」「本当に排除しなければならないのは、地球の重力に魂を引かれた人間達だろう」「私にはあるのだよ、この宇宙でただ一人、全ての人類を裁く権利がな!」「私は何に達観していたのかしら。何を探してネットをさまよっていたんだと思う?真理、知己、それとも特定の誰か。もしかして、自分の非力さを組織やシステムのせいにしていたのかしら」
ゴーダ:私は人の上に立つ筈の人間だ。その思いは、物心がついた頃から私の中にあった。結果、身体がそれを邪魔した訳だが、運命は私に味方した。死線をさ迷う事故に遭遇し、私の身体は変貌を遂げ、期せずしてゴーストも変化した。革命と遭遇する事で先の思想家がそうした様に私も使命を得たのだ。国家と言うシステムを私が再構築すると言う使命...