空条徐倫「星は見えても星座が見えない人が増えるかもしれない」
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歴史は加速する

第一の波による農業革命は数千年にわたって緩やかに展開された。産業文明の出現による第二の波の変革は、わずか300年しか掛からなかった。今日では、歴史の進行はさらに加速されており、第三の波はせいぜい20~30年で歴史の流れを変え、その変革を完結するのではないだろうか。

〈アルビン・トフラー〉

 

このセリフが走ったので書いてみた。

 

今、IoTという言葉が熱気を帯びて囁かれている。

物とインターネットが繋がる世界という話だ。

 

ここから普通に発想を膨らませれば、次は電脳化に繋がり、攻殻機動隊が再ブレイクする筋書きが見えてくる。

 

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メイド・イン・ヘブンの影響が強いのかもしれない。

『歴史は加速する』というこの言葉に何かとてつもない魅力を感じていました。

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歴史でもニュースでも何でもそうだけど、衝撃的な事実として語られる変化は前後に大きな影響力を与えている。

例えば3.11は原発の在り方を大きく問う出来事となったし、大航海時代のあらゆる功績は地球球体説を裏付ける要因となった。

 

日々の情報を精査しつつ、大きな物語の意味付けを通じてパターン化していく。

こんなことを個人が継続して出来る人間が何人いるんだろう、僕にはまだ出来ない未知の世界だ。

 

そういう意味で考えると、「歴史は加速する」という言葉はとても衝撃的に聞こえて来る。

 

農業革命「安定と拡大を促進したよ」

産業革命「あらゆる物事の二項対立を促進したよ」

情報革命「……( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

歴史の周期がさらに早くなるということは意味付けの精度、解釈にも大きな差が生まれるということ。

それこそ、歴史の変化を知覚しないまま次の歴史に踏み込む可能性だってある。

 

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『ひとりの囚人は壁を見ていた』、『もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた』

あたしはどっちだ?

もちろんあたしは星を見るわ… 父に会うまで…星の光を見ていたい

 

星を見ても意味を見出せない人が増えるかもしれない。

壁を見ているだけで満足だと思わされる時代が来るかもしれない。

 

今の自分の情報解釈は事後を問うばかりで事前との比較が無いなと思った。

戦略は歴史から学べ―――3000年が教える勝者の絶対ルール

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