誇り高い真紅の微笑みには慈愛と賞賛が込められてる気がしてならない

【概要】

JUM「真紅に冷たくしてみようと思う」

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【詳細】

1:2009/05/26(火) 18:13:09.19 ID:
翠星石「はい?」

JUM「だから、今日一日真紅に冷たくしてみようと」

翠星石「何でですか?」

JUM「いや、興味があるだけだよ。真紅にそういう事したらどうなるんだろと思って」

翠星石「それをどうして翠星石に話んですか?」

JUM「決まってるだろ。協力してくれよ」

翠星石「はぁ・・・JUM!」

JUM「何だ?」
2:2009/05/26(火) 18:16:10.65 ID:
翠星石「翠星石は反対ですよ」

JUM「反対?」

翠星石「いいですか?真紅はJUMの良き理解者です。JUMの事をいつも気にかけてくれてるんですよ?」

JUM「そうだな」

翠星石「そんな真紅の気持ちを弄ぶような真似は許さないです!」

JUM「えぇ~・・・いいじゃん」

翠星石「ダメったらダメです!真紅がショックに陥って元気がなくなったらどうするんですか!!」

JUM「・・・」
3:2009/05/26(火) 18:19:53.32 ID:
そんな冷たくするなら俺がもらってくよ
4:2009/05/26(火) 18:20:23.51 ID:
翠星石「全く・・・真紅はあれでもとても良い娘なんですよ!とても・・・??」

――――・・・

翠星石「ふんふ~ん!さぁーて、この間録画したアメトーーク!でも観るですかね」

翠星石「再生ですぅ!」

くんくーん!くんくんくんくん!!

翠星石「あ、あれ?何でくんくんが・・・テープ間違えたですかね?」

真紅「あら、そうだったわ」

翠星石「はい?」

真紅「ちょっと間違って貴女のテープに上書きしてしまったの。ゴメンなさい」

翠星石「はあぁぁぁぁぁぁーーーーー!?」

――――・・・
5:2009/05/26(火) 18:24:14.79 ID:
翠星石(そうでした・・・そういや結局翠星石が涙を呑んだんですぅ・・・)

翠星石(・・・あの時の仕返しで、ちょっとだけならいいかも?)

翠星石「あー、気が変わったです。協力してやるですぅ」

JUM「え?いいのか!?」

翠星石「です。でもでも、ちょっとだけですよ?やり過ぎは禁物ですぅ」

JUM「分かったよ」

翠星石「さーて、どうなるんですかね?ヒッヒヒヒヒヒ・・・」

JUM(悪者の顔だよコイツ・・・)
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8:2009/05/26(火) 18:27:22.59 ID:
――――・・・

翠星石「いいですか?さり気に、そっけなく。これですぅ!」

JUM「なんか難しいな・・・」

翠星石「何てことないです。アメとムチですよ」

JUM「うーん・・・分かるような、分からないような」

翠星石「ま、いざとなったら翠星石がどうにかしてやるです!」

JUM「ああ。頼んだぞ」

ガチャ

雛苺「ほええ・・・」

真紅「・・・」
9:2009/05/26(火) 18:28:43.54 ID:
真紅に冷たくされたい
12:2009/05/26(火) 18:30:54.24 ID:
期待
13:2009/05/26(火) 18:31:08.39 ID:
翠星石(ふむふむ、どうやらくんくんに夢中ですね)

JUM(おいおい、これじゃ反応以前の問題じゃないか?)

翠星石(大丈夫です。こちらに気を引けばいいのです)

分りましたよネコ警部。犯人が!

だ、誰なんだ、くんくん君!

犯人は・・・

ブツッ!

紅・雛「あぁっ!?」

JUM(コイツ・・・一番いい所で消しやがった)
17:2009/05/26(火) 18:34:10.91 ID:
真紅「ちょっと!誰なのよ!!」

雛苺「あーーー!!早く点けるのよ!!」

翠星石「あ・・・済まんです。リモコン踏んでたです」

真紅「あ、翠星石ね。なーんだ」

雛苺「じゃなくて、もう一回スイッチオンなの!」

パッ!

真紅「犯人は!?」

ブツッ!

紅・雛「いやあああぁぁぁぁーーーー!!」

翠星石「ありゃ、踏んだままだったです」
18:2009/05/26(火) 18:37:49.76 ID:
雛苺「ダメダメダメダメー!翠星石のクサレ脳ミソ!」

JUM(クサレ脳ミソはヒドくない?)

翠星石(くっ、怒っちゃダメです。あくまでターゲットは真紅!)

真紅「翠星石・・・!?」イラッ

翠星石「ごごごごごごごごめんなさいです!わざとじゃないんですぅ・・・!」オロオロ

JUM「許してあげてくれよ。わざとじゃないんだって」

真紅「ん・・・まぁいいわ」

雛苺「もう一回スイッチオン!」

パッ!

~エンドロール~

紅・雛「     」
TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」キャラクタードラマCD Vol.6 雛苺
22:2009/05/26(火) 18:42:20.84 ID:
雛苺「ぶえええぇぇぇぇーーーーん!!ひどいのーーー!!」

真紅「だ、誰が犯人なのよ・・・」ガックリ

JUM(おお、真紅が落ち込んでる)

翠星石「あわわわわ・・・二人共、ごめんなさいです!」ガバッ

JUM「翠星石!?」

真紅「ちょ、ちょっと・・・土下座なんて大げさだわ」

雛苺「ひっく・・・グスッ・・・翠星石?」
25:2009/05/26(火) 18:45:37.19 ID:
翠星石「翠星石がリモコンの存在に気が付いてればこんな事には!ごめんなさいです!ごめんなさいです!」ガンガン

真紅「やめなさい!そんなに頭を打ちつけないで!」

雛苺「す、翠星石・・・?」

翠星石「どうかこれで許して欲しいです・・・雛苺」

雛苺「わ、分かったの・・・もう怒ってないのよ?」

翠星石「あ、ありがとうですぅ・・・グスッ」

JUM「いやあ、良かった良かった」



真紅「・・・あれ?」
27:2009/05/26(火) 18:49:36.67 ID:
真紅「ねぇ翠星石、私に謝ったかしら?」

翠星石「お詫びに翠星石が紅茶を淹れてやるですぅ」

雛苺「うわーい!」

JUM「僕の分も頼むよ」

真紅「ねぇ翠星石・・・」

翠星石「仕方が無いですね。JUMにも淹れてやるです」

真紅「ねぇ・・・」

JUM「真紅、うるさいぞ」

真紅「・・・」
28:2009/05/26(火) 18:54:03.22 ID:
真紅(何かしら・・・この、何ていうか・・・)

JUM「おい真紅、座らないのか?」

真紅「え?・・・座るわよ」

真紅(あら?気のせいかしら?)

翠星石「ふんふんふーん、あーげれーば、ころぉっけだーよー♪」

雛苺「キテレーツ ガ イ ジ ン ! 」

JUM(翠星石がここからどうやるのか・・・見ものだな)
TVアニメ「ローゼンメイデン・トロイメント」キャラクタードラマCD Vol.5 真紅
30:2009/05/26(火) 18:57:53.27 ID:
――――・・・

翠星石「はいはい、おまっとさんです」

JUM「待ってました!」

真紅「この香り・・・アールグレイかしら?」

翠星石「そうです。はい、雛苺」

雛苺「ありがのー」

翠星石「はい、JUM」

JUM「うん、ありがとう」

翠星石「で、真紅には水」

真紅「・・・」
31:2009/05/26(火) 18:59:31.40 ID:
さり気ないwwwwww
33:2009/05/26(火) 19:01:00.15 ID:
翠星石「さ、楽しいお茶会の始まりですぅ!」

JUM「う~ん、いい香りだ」

雛苺「JUMってば紅茶に詳しくなったのね」

JUM「不本意だけどな」

翠星石「今日はクッキーを焼いてみたです。召し上がれです」

雛苺「いっただきまーすなのー!」

真紅「あ、あの・・・翠星石?」

翠星石「あいあい?何ですか?」
34:2009/05/26(火) 19:01:02.19 ID:
俺の隣で真紅が泣いてるだろうが



はぁ………本当ならどれだけいいか
35:2009/05/26(火) 19:03:26.12 ID:
真紅「私だけ水ってどういう事?」

JUM「え?」

雛苺「もきゅもきゅ・・・あ、ホントなの」

翠星石「あっはははは!!」

真紅「な、何が可笑しいのよ!」

翠星石「ジョークですよジョーク。突っ込み待ちだったんですよ」

JUM「なんだジョークか」

翠星石「待ってるです。今用意してあげるです」

真紅「あ、悪いわね・・・」
36:2009/05/26(火) 19:06:32.41 ID:
雛苺「JUMー、後で一緒にゲームやろう?」

JUM「いいぞ。何やる?」

雛苺「えーと、ヒナ太鼓の達人がいいのー!」

JUM「太鼓か。いいじゃないか」

雛苺「そろそろX-DAY2000全良叩き出したいのー」

JUM「ああそう・・・」

真紅「太鼓?太鼓なら私も」

JUM「タタコン出すか、久しぶりに」

雛苺「なのー」

真紅「あ・・・」





真紅「・・・」
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40:2009/05/26(火) 19:09:38.41 ID:
真紅ちゃんかわいい
43:2009/05/26(火) 19:10:33.95 ID:
真紅(私が何をしたっていうのよ・・・)

JUM(スゴい凹んでる・・・)

翠星石(ウフフぅ、なんかゾクゾクするですぅ・・・)

雛苺(ドンドン、カッカッ!)

翠星石「真紅ー、どうぞです」

真紅「へっ!?」ビクゥ

翠星石「紅茶ですよ。ほら」

真紅「あ、ありがとう・・・嬉しいわ」
44:2009/05/26(火) 19:13:02.94 ID:
真紅「いただきます」

ひんやり

真紅「・・・」

翠星石「そのクッキーは自信作です。ココアですよ?」

JUM「美味いなー」

雛苺「これは?」

翠星石「レーズンを入れてみたです」

真紅「あのー、翠星石さん?」

翠星石「あいあい?どうしたですか?」

JUM(さん付けになった・・・)
46:2009/05/26(火) 19:15:51.61 ID:
ご飯なのだわ
ちょっと待ってて欲しいのだわ
47:2009/05/26(火) 19:19:06.97 ID:
40秒で食ってきな
50:2009/05/26(火) 19:32:44.15 ID:

いつまで食ってんだ
もう3分も経ったぞ

51:2009/05/26(火) 19:35:17.57 ID:
飯くらいゆっくり食わせてやれよwwwwww
52:2009/05/26(火) 19:57:26.04 ID:
お腹いっぱい
53:2009/05/26(火) 20:01:37.34 ID:
真紅「何で私の紅茶だけこんなに温いのかしら?」

翠星石「はぁ?温いお茶を飲むのは嫌だってんですか?」

真紅「どうせなら最高の状態の紅茶を楽しみたいのだわ・・・」

翠星石「そうですか。でももうお湯はないですよ」

真紅「もう無いの!?」

翠星石「はい。だから淹れたいのならまたお湯を沸かさなきゃならないです」

真紅「・・・分かったわ。沸かすわよ」
54:2009/05/26(火) 20:04:51.63 ID:
真紅「・・・」

チッチッチッ・・・ボッ

真紅(何で私が・・・)

翠星石(プクク・・・いい気味です)

JUM(ちょっと可哀想だな・・・)

翠星石(何処がですか。まだまだ序の口ですよ・・・!)ニタリ

JUM(こいつこええ・・・)
56:2009/05/26(火) 20:08:29.24 ID:
ピーーーーーッ!

真紅「沸いたわね・・・それじゃ紅茶を」

翠星石「あ、紅茶ならもうないですよ」

真紅「はぁ!?もっと早く言って頂戴!!」

翠星石「すっかり忘れてたです。あはは」

真紅「無駄骨じゃない・・・」

JUM「仕方ないなぁ・・・僕が淹れてやるよ」

真紅「本当!?紅茶があるの!?」

JUM「待ってろ」
58:2009/05/26(火) 20:12:21.75 ID:
――――・・・

翠星石「ペチャクチャペチャクチャ」

JUM「もっとゆっくり喋れよ・・・」

雛苺「クッキー美味しかったの。けぷ」

真紅「・・・JUM」

JUM「何だ?」

真紅「・・・これ昆布茶じゃない」

翠星石「まぁぁーーーたワガママですか!ワガママ言うなら没収です!」

真紅「分かったわよ・・・飲むわ」ゴク

真紅(辛い・・・)
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61:2009/05/26(火) 20:20:00.19 ID:
真紅「はぁ・・・」

JUM「さ、太鼓でもするか」

雛苺「なのー!」

翠星石「それじゃあ片付けるです」

真紅「はぁ・・・」

翠星石「真紅の昆布茶も片付けるです」ヒョイ

真紅「あ」

翠星石「ん?どうしたですか?」

真紅「・・・何でもないわ」
62:2009/05/26(火) 20:23:14.44 ID:
真紅「あの・・・翠星石?」

翠星石「何ですか?」

真紅「私、貴女達に何かしたかしら?」

翠星石「別にぃー何もないですよ?」

真紅「ホントに?」

翠星石「です」

真紅「・・・ホントに?」

翠星石「そうって言ってるじゃないですか」

真紅「・・・はい」
63:2009/05/26(火) 20:26:26.07 ID:
真紅(どうしよう・・・私、なんか扱いが酷いわ)

真紅(何でまた急にこんな扱いになったのかしら?)

真紅(なんだか翠星石は怖いし・・・)

真紅「JUM、ちょっといい?」

JUM「ダメ」

真紅「・・・」

真紅(どうしよう・・・)
65:2009/05/26(火) 20:31:57.28 ID:
>>63
ダメ言われて黙る真紅かわいいわぁ


もちろん水銀燈が慰める展開なんだよね?
67:2009/05/26(火) 20:34:06.05 ID:
JUM「いや、ダメってのは今太鼓中だからだぞ」

真紅「え?あ、そうね。ゴメンなさい」

雛苺「ふおおお!!」ドカドカドカドカ

JUM「ぬおおおお!!XーDAY難しいぃぃ!!」ドカドカドカ

翠星石「ふんふーん・・・」カチャカチャ

真紅「・・・」

真紅(疎外感・・・)
68:2009/05/26(火) 20:38:19.17 ID:
JUM「ふう、楽しかった」

真紅「ねえJUM」

JUM「何だ?」

真紅「私、貴女達に何かしたかしら?」

JUM「別に」

真紅「ホントに?」

雛苺「次は夜桜なのー!」

JUM「よしこい!」

真紅「・・・頑張って頂戴」
76:2009/05/26(火) 20:49:29.52 ID:
――――・・・

真紅「・・・」

真紅「はぁ、何かしら。この気持ち」

真紅「憎しみとかそういうのじゃなくて、もっとこう・・・」

ピカッ!

真紅「モニタが・・・!」

水銀燈「うふふ、御機嫌よう・・・真紅」

真紅「水銀燈!」
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72:2009/05/26(火) 20:43:58.43 ID:
真紅「・・・」

翠星石「真紅」

真紅「えっ?」

翠星石「テレビが見えないからどいてほしいです」

真紅「・・・ええ・・・」

ガチャ

真紅「・・・」トボトボ

パタン

翠星石(うおっほぉぉぉ・・・)ゾクゾク
77:2009/05/26(火) 20:53:45.54 ID:
水銀燈「そんな顔しないで?せっかく来てあげたというのに・・・フフフ」

真紅「・・・そう」

水銀燈「相変わらずしけた面してるわね貴女。そんなんじゃアリスになんかなれないわよ?」

真紅「・・・そう」

水銀燈「さ、アリスゲームを始めましょう」

真紅「・・・そう」

水銀燈「・・・ちょっと、聞いてる?」

真紅「・・・そう」

水銀燈「好きなアイスは?」

真紅「・・・MOW」

水銀燈「聞こえてるのなら返事くらいしなさい!」
80:2009/05/26(火) 20:58:59.55 ID:
真紅「はぁ」

水銀燈「ちょっと、張り合いがないわねぇ。どうしたの?」

真紅「あら、気にかけてくれるのかしら?」

水銀燈「そんなため息ばかりついてちゃあねぇ」

真紅「・・・実は、なんだか翠星石とJUMが冷たいの」

水銀燈「あら、そんな事で悩んでたの?」

真紅「そんな事って軽く言わないで!」
83:2009/05/26(火) 21:03:33.09 ID:
水銀燈「そりゃあ嫌われたって事じゃない!あっははははは!!」

真紅「嫌われた・・・?」

水銀燈「そう!貴女はマスターに嫌われたのよぉ!!」

真紅「JUMに・・・嫌われた・・・」

真紅「・・・グスッ・・・」

水銀燈「あっはははは・・・あー・・・あのー・・・」

真紅「ひっく・・・」

水銀燈(な、何かしらないけれど可愛いじゃない・・・)
かすたまP ローゼンメイデン 水銀燈
85:2009/05/26(火) 21:07:59.32 ID:
水銀燈「じょ、冗談よ!冗談!!」

真紅「・・・ホントに?」

水銀燈「ええ!ホラ、ついてらっしゃい!!」

真紅「キャ!何処に!?」

水銀燈「決まってるじゃない!」

ドタドタドタドタ・・・

真紅「あ、あ、あ・・・」

水銀燈「翠星石とミーディアムにガツンと言ってやるのよぉ!」
86:2009/05/26(火) 21:09:33.95 ID:
なんだろうこれ
不人気なのに凄くいい
87:2009/05/26(火) 21:11:08.32 ID:
あれ・・・真紅可愛い・・・
88:2009/05/26(火) 21:12:31.73 ID:
バーーーン!

水銀燈「うぉら!貴女達!!」

真紅「水銀燈、落ち着いて・・・」

水銀燈「貴女ももっと強気になりなさい!!」

翠星石「ふおおおおお!」ドタドタドタ

雛苺「くにゅううううううう!!」ドタドタドタドタ

JUM「お、お、お!?鬼鯖MAXクリアできるのか!?」

水銀燈「無視するんじゃないわよぉ!!」
89:2009/05/26(火) 21:14:59.34 ID:
ガシャーーーーン!
アシタガアルサ!

翠星石「ぜぇ、ぜぇ・・・」

雛苺「ふよぉぉーーい・・・無理なのよコレ・・・」

JUM「いや、でも惜しかったぞ?」

翠星石「もうダメです、ちょっと休憩・・・」

水銀燈「コラァ!」

JUM「ん?・・・あっ!?」

翠星石「え?あ、水銀燈!!」

水銀燈「気づくのが遅いわよぉ!!」
90:2009/05/26(火) 21:16:55.99 ID:
翠星石(ちょ、水銀燈は予想外です・・・)

JUM(やばい、もしかしてアリスゲームを・・・?)

真紅「水銀燈・・・」

水銀燈(任せなさい、ガツンとかましてやるわぁ!)


水銀燈「ガツン」


翠・雛・JUM(え・・・えぇ~~~・・・)
92:2009/05/26(火) 21:20:02.53 ID:
水銀燈「あっ・・・間違えた!貴女達、真紅に何したっていうの!?」

翠星石「はぁ?何もやってねぇですよ」

JUM「言いがかりだな」

雛苺「??」

真紅「・・・」ビクビク

水銀燈「すっとぼけんじゃないわよぉ!どうやったらこんなに真紅がビクビクするのよ!!」

JUM(あ、言われてみればそうかも)

翠星石(おお、可愛いじゃないですか・・・)ゾクゾク
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94:2009/05/26(火) 21:24:01.04 ID:
JUM「まあまあ、ここは穏便に」

水銀燈「何でそんなに冷静なのよ貴女達!!ちょっと聞いてるの!?」

翠星石「チッ、落ち着くです」

真紅「!!」ビクッ

水銀燈「何舌打ちしてんのよ・・・!」

JUM「まあまあ、ここはこれでどうか穏便に・・・」

つヤクルト

水銀燈「・・・ふざけないで頂戴!」

翠星石(あれ、マジで怒ってるですか・・・?)
97:2009/05/26(火) 21:29:23.84 ID:
水銀燈「貴女達は最低よ!こんな寄ってたかって真紅を虐めるだなんて!」

水銀燈「仮にもアリスになる資格を持ってるんじゃないの、翠星石!雛苺!!」

雛苺「ヒィ!」←とばっちり

翠星石「う・・・」

水銀燈「私だってアリスゲームをやりたいわよ。でもここまで陰湿にやろうとも思わないわ!」

JUM(まともな事言ってる・・・)

水銀燈「ふん!私にこんな事言わせないで頂戴!」

真紅「す、水銀燈・・・!」
99:2009/05/26(火) 21:30:33.56 ID:
銀様の優しさが溢れかえっている・・・!
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102:2009/05/26(火) 21:32:02.33 ID:
水銀燈「だから今回の事は深く反省しなさい!」

翠星石「・・・」

水銀燈「だから・・・その・・・」

バッ!

JUM「ん?」

水銀燈「ちょうど喉が乾いたし・・・お暇するわ」

真紅「えぇ!?」

水銀燈「真紅、頑張りなさいよ」バサバサッ

真紅「水銀燈!カンバーーーーーーック!!」
108:2009/05/26(火) 21:36:26.17 ID:
真紅「・・・」

JUM(ふぅ、何とかなったな)

スタスタ・・・

翠星石「真紅」

真紅「っ!」ビクッ

翠星石「ゴメンなさいです。こんなつもりじゃなかったんです」

真紅「え?」

翠星石「少し素っ気なくしただけでこんなに傷つくとは思わなかったんです」

真紅「え・・・そ、その、気にしないで。私も少し考え過ぎたかもしれないわ」
109:2009/05/26(火) 21:39:09.45 ID:
翠星石「真紅・・・貴女はやっぱり優しいです」

真紅「そんな事・・・」

翠星石「実は紅茶もあるんです。嘘ついてゴメンなさいです」

真紅「・・・正直に言ってくれるのなら怒らないわ」

翠星石「真紅・・・!」

真紅「翠星石・・・!」



翠星石「じゃあよろしく頼むです。サッサと淹れるですぅ」

真紅「え?」

JUM(翠星石マジ外道)
111:2009/05/26(火) 21:43:48.67 ID:
翠星石「え?嫌なんですか?」

真紅「・・・ちょっと、話の流れ的に貴女が淹れるのかと思って」

翠星石「やです。さ、早く淹れるですぅ」

JUM(おい、もうやめとけよ・・・)

翠星石(何でですか?やっと楽しくなってきたですのに)

真紅「・・・」

雛苺「し、真紅・・・?」

真紅「なぁに?」

雛苺「怒っちゃダメなのよ・・・」
113:2009/05/26(火) 21:47:26.17 ID:
真紅「あ、あら・・・私は怒ってなんかいないわよ?」ピキピキ

雛苺「ヒ・・・!」

JUM「真紅!僕が紅茶を淹れてやるよ!座って・・・」

真紅「いえ、私が翠星石に頼まれたのだから・・・ね」ピキピキ

JUM「ヒィィ・・・!」

翠星石「そうです。お願いするですぅ!」

真紅「カシコマリマシタ・・・」ピキピキ

JUM(これは・・・冷静さを取り戻して次第に怒りがこみ上げてきたようだな)

雛苺「真紅、般若みたいな顔なの・・・怖いの・・・!」
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114:2009/05/26(火) 21:48:40.52 ID:
真紅のターン
117:2009/05/26(火) 21:52:05.37 ID:
――――・・・

真紅「なんでこんなにお湯が沸くのが遅いのよ・・・!」ブツブツ

翠星石「ふんふ~ん♪」

真紅「鼻歌歌ってんじゃないわよ・・・!」ブツブツ

JUM「ヤバいな・・・全ての物に対して当たり出したぞ」

雛苺「ブツブツ言ってるの・・・怖いの・・・」

JUM「逃げるぞ・・・真紅、僕たちの紅茶は要らないからな!二回に行ってるよ!」

バタン!

真紅「気安く二階に行ってんじゃないわよ・・・」ブツブツ

翠星石(さっきから何を言ってるんですかね?)
119:2009/05/26(火) 21:57:05.75 ID:
真紅「翠星石」

翠星石「はい?」

真紅「紅茶は何処にあるのかしら?」

翠星石「えーっとですね・・・忘れちゃいました」

真紅「っ・・・そ、そう。忘れちゃったものは仕方ないわね」ピキピキ

真紅(相手にしたら負け、相手にしたら負け、反応したら思うツボ・・・)

真紅「・・・」ピキピキピキピキ
120:2009/05/26(火) 21:57:51.41 ID:
この真紅はいい
121:2009/05/26(火) 21:59:13.25 ID:
>>120
良くない真紅なんてねーよ、ぶっとばすぞ
123:2009/05/26(火) 22:04:04.29 ID:
>>121
普通に考えたらそうだったすまん
122:2009/05/26(火) 22:03:26.32 ID:
翠星石「ああ、思い出したです!」

真紅「え?ホントに!?」

翠星石「ええ。えーっと・・・そこの奥の・・・」

真紅「ここの奥ね!?」ゴソゴソ

翠星石「です。いちばーん奥にはいってたはずです」

真紅「・・・あ、コレね!?」スハポッ

つごま油

翠星石「プッ」

真紅「       」ピキピキピキピキ







翠星石「全く真紅はドジ臭いですねぇ」
124:2009/05/26(火) 22:06:02.10 ID:
JUM「いいか、こうやって布団のなかに潜り込んでおくんだ」

雛苺「うぃ・・・」

シィィィーーーーン・・・

雛苺「静かね・・・」

JUM「嵐の前の静けさだな・・・」















真紅「キイィィィィィィィエエエエエエェェェェェエエエエーーーーーーーーーー!!」

ドガーーーーン!!

雛・JUM「ヒィィィィ!!」ビリビリビリビリ
127:2009/05/26(火) 22:11:38.43 ID:
JUM「い、今の音は・・・!?」

雛苺「真紅の叫び声なの・・・」

キャアアアァァァァァァーーーー!!ごごごごごごめんなさいですぅぅーーー!!

JUM「翠星石の声だ・・・」

ガシャーーーン!バリーーーン!!

ドガッ!パンパンパン!!

うわあああああああああああ!!

キャアアアアアァァァァーーーー!!

キィィィィーーーーーーー!!コオオオエエエェェェェェェェエエエーーーー!

JUM・雛「・・・」ガクガクブルブル
130:2009/05/26(火) 22:15:14.80 ID:
――――・・・

シィィィーーーーン・・・

JUM「・・・静かになったな」

雛苺「なの」

JUM「ちょっと様子を見にいくぞ・・・」

雛苺「分かったの・・・」

ギシ・・・ギシ・・・

JUM「こええ・・・」
132:2009/05/26(火) 22:17:54.14 ID:
ギシ・・・ギシ・・・

JUM「おいおい・・・一階が焼け野原しんのすけだぞ」

雛苺「きっと・・・怒りのエネルギーが爆発したの」

JUM「んなアホな・・・まあまあ棒かよ・・・」

雛苺「・・・あれ?」

真紅「ふぅ」

雛苺「真紅なの!」

真紅「・・・あら、二人共」

JUM「お、おい・・・大丈夫だったか?」
135:2009/05/26(火) 22:23:26.97 ID:
真紅「え?何か記憶が曖昧なのよ・・・私、何をしてたのかしら?」

JUM「・・・知らないよ。まあ無事で良かった」

真紅「今気がついたら辺り一体が焼け野原だし・・・だれがやったの?」

雛苺(真紅なの・・・)

JUM「真紅、悪いけれど元に戻してくれないか?」

真紅「ええ」

JUM「そういや翠星石達は?」

雛苺「・・・JUM・・・あ、あれ・・・庭・・・!!」

紅・JUM「庭?」


水銀燈「    」
金糸雀「    」
翠星石「    」
蒼星石「    」


JUM「うわあああああああああああ!?」
137:2009/05/26(火) 22:26:00.36 ID:
真紅無双しすぎだろwww
138:2009/05/26(火) 22:29:29.16 ID:
真紅「きゃあああああ!?どうしたの貴女達!?」

JUM「磔刑・・・」

雛苺「真紅、やりすぎなの・・・」

蒼星石「今日金糸雀と一緒に遊びに来たらこんな目に・・・」

金糸雀「な、な、な・・・なんで、かしら・・・」ガクッ

水銀燈「真紅が心配で戻ってみたら・・・一瞬で・・・」

真紅「わ、私!?何もやってないわよ!!」



翠星石(も、もう真紅にちょっかいなんか・・・出さない・・・です・・・)

雛苺「ヒィィ!翠星石のローザミスティカが出てきたのーー!!」

おしまい
141:2009/05/26(火) 22:31:33.53 ID:

結論:真紅かわいい
142:2009/05/26(火) 22:32:40.93 ID:
翠星石に続く第二弾。
最後に仲直りなら前と同じになっちゃうので真紅無双してもらった。
たまには昔の焼き直しもいいもんですね

そのうち水銀燈編もやりたいなー
読んでくれた方乙っした!
143:2009/05/26(火) 22:34:06.46 ID:
面白かったよお疲れー
146:2009/05/26(火) 22:46:34.27 ID:
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