苦しみを恐れるものは、すでにその恐怖に苦しんでいる。
確かに。失敗した後を創造して前を踏み出せなくなっている。
なぜだろう、昔からそうだ。考えてみれば。
「もしこうなったらどうしよう…」
基本的に、ならない。でも考えて恐怖する。
緊張感と不安、焦燥、恐怖心の意味がわからない。
何も考えない方が楽だ。
何も考えず、言われたことを淡々とこなす。
それだけで、少なくとも恐怖からは逃れられる。
従属する気持ち、隷属する気持ちが分かる。
男に支配される女、何かに依存したがる男。
みんな恐怖から逃げた人たちだ。
恋愛は遅かれ早かれ共依存に陥る!
自分では何も考えず、男の言いつけを守り、男の笑顔に救われる。
自分だけを特別に扱ってくれる男の『特別』が見えなくなってる。
男が離れると淋しいから従順な姿勢は決して崩さない。
男は女性に母性を求める。対象が母か恋人かは人による。
男も不安だから女を支配して束縛することで安堵感を得る。
絶対に離れない証拠が欲しいのかもしれない。
どちらかが少しだけ目を醒ますと欲望の共依存が始まる。
つまり、恋愛は支配欲が先にくるかどうかということ。
誰かに寄り掛かることは楽だ。気持ちが楽になる!
恐怖を他人に預けることは心を平穏にする行為だ。
つまり、自分の力で前に進もうとするから、恐怖が生まれる。
自分の力を信じることが大切だ。
って言うけど、それが出来ないから依存するんだよ。
頭の悪い、計画性のない、程度の低い、ただの不良に惚れる女。
みんな女を馬鹿だと言うけど、それは仕方ない。
虚栄心が自立心に見えているから女は惚れてる。
冷静に思考させず、心を預けさせること。
これが出来れば、後は『包容力』『器』『やさしさ』と都合よく解釈する。
心の次は自然に身体を預ける。
言い方を汚くすれば、意中の人に『考えさせず、頼らせる』ことが奥義だと思った。