【概要】
日本の環境で満足を感じられないってどういうこと?
でも日本は心の環境を整えることが出来ていないからこの結果には納得してる。
この世で最も強い力は『選択する力』だと思う。
ディオ「最高に「ハイ!」ってやつだアアアアアハハハハハーッ」
こんな風に毎日過ごせたら最高だよなあ…!!
【内容】
いよいよ幕末に鎖国が解け、白人の人たちが日本に来てみるとビックリ仰天したのです。
「彼ら(日本人)は皆よく肥え、身なりも良く、幸福そうである。
一見したところ、富者も貧者もいない。これがおそらく国民の本当の幸福の姿と言うものだろう。
私は、日本を開国して外国の影響を受けさせることが、果たして日本人の幸福を増やすことになるかどうか疑わしく思う。
質素と正直があれば黄金時代を築けるとしたら、どの国よりも日本がその典型的な社会だろう。
生命と財産の安全、人々の質素と満足は、現在(幕末)の日本のはっきりした姿であるように思われる」
当時の日本は、安全な社会で生命と財産が保証されていて、その中で「質素」を「満足」としていたので、日本人はみんな幸福そうだったと言っているのです。
(中略)
グラフの上の方、つまり「今日は良い日だった」というのが多い国は、
アフリカや南アメリカの国がほとんどで、先進国ではアメリカが13番目、イギリスが22番目です。
そして目をグラフの下の方に移してもらうと、極端に「良かった」という人が少ない国があります。
つまり最下位の国、それがなんと日本なのです。
この調査によれば「今日は良かった」と思う人がたった8%!!??
その一つ上が残念ながら韓国で9%。
これほど不満持ちな国が隣り合わせになっているのですから、歴史認識も問題になるはずです。
つまり、日本は気候が良く、山紫水明、四季折々の自然に囲まれて命の危険を感じることもありません。
その上、治安は素晴らしく(世界で10万人あたりの殺人件数が0.6人と世界最低)、女性でも夜一人で歩ける珍しい社会です。
それに、所得、寿命など生命財産に関係するものも世界のトップですから、素晴らしいのです。
そしてかつての日本人はそれで満足して「不満なし」だったのですが、今の日本人は不満だらけということです。
江戸時代と比較しますと、現在の日本は、所得、生活レベル、健康、寿命などあらゆる点で
「幸福に生きることができる環境」にいます。それでも世界で最も不満の多い民族ということになるのです。
↑この統計からもそうだけど、これって凄く不思議な減少だなって思う。
どう見ても、日本には人間が幸せだと感じることのできる環境が整っている。
なのに、「自分は普通です」と、みな一様に中庸でありたがる。
17: リキラリアット(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 11:40:57.06 ID:PCmW38LU0.net
現状に満足するなと教えられてきたからかな
18: ドラゴンスクリュー(WiMAX)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 11:41:25.50 ID:EHGBQ9Tc0.net
満足しちゃったらそこで終わりだからな
不満を持つのは悪いことじゃない
ただ日本はそれを「誰かに何とかしてもらいたい」
と思う人が多いのが問題
自分が頑張ろうと思えば、日本は持ち直す
31: アイアンフィンガーフロムヘル(愛媛県)@\(^o^)/ 2015/08/25(火) 11:46:45.61 ID:Cf412S+b0.net
>>18
どうだろう?持ち直した先に幸せが待っているか疑問。
そもそも、持ち直すもなにも失われた20年を経験しても世界で有数の経済大国なのに
これ以上もっと頑張ろう頑張ろうって考えが社会の閉塞感をより助長させてんじゃね。
足るを知るというか、もうどこかで満足していいのでは。
他人と比べて羨んだり、見下したりそんなのが幸せなわけ無い。統計結果がそれを物語ってる
↑満足することが幸せだとすれば、日本人は現状に満足出来ていないってことになる。
逆にナイジェリアやコロンビア、ニカラグアは満足してるってことか。
この違いを生み出すものは何なんだろう。
この3カ国の共通点を探してみたけどよく分からなかった。
でも、そもそも毎日の生活に満足出来ないことはダメなのか?
そこら辺から考え直してみても面白いのかなって思った。
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幸せ=満足感は選ぶ力にに大きく左右されてると思うんだ。
一般的にお金を散財して派手に楽しむことが「幸せ!」というのは古い価値観になってきた。
一億総中流を経て、そういう夢がメディアを通して浸透し過ぎたってのもあるのかもしれない。
『夢は曖昧だから醒めにくい』のだとすれば、今の日本は金持ちの生活を身近に感じることが可能になったってことだ。
その背景にはTV番組やゴシップを流すネット達の過剰なバブリー生活露見だと思う。
金持ち自慢を聞いても「だから何?」で流せる耐性が整ってきてるんだよなあ。
価値観が変わったことで、今や「富や名声より愛だ!」的な発想が上位に来てるのかもしれない。
質素と正直が幸福感を高めることに大きな役目を果たしたのは何となく分かる気がする。
感覚だけど、今でも多くの日本人は質素で正直者な人間像を継続していると思う。
でも今と昔で違うのは、人々の意識の中に『見えない夢』があるかどうかなんじゃないか。
言い換えれば、多くの物事に対して結果が見えていることが『興醒め』を引き起こしてる。
分かりやすく例えれば、『人生の攻略法』なるものがある程度日本人に浸透してる。
「これしなさい、これすればこうなって、ああなれるから」みたいな感覚。
人生の先輩達は今、自分の歩んだ攻略法を『成功体験』として切り売りしている。
僕は日本人は潜在的に『攻略法ブーム』を共有しているんだと考えてる。
裕福になった事でみんなが主人公になりたがり、各々の体験や経験に特別性を見出そうとしている状態だ。
昔の日本人「夢が見えないから歩き出せる!」
今の日本人「夢が見えてるから立ち止まれる!」
↑昔は見えない夢に見えない希望を想像するのは自分だったから歩き出すことができた。
今は見える夢と見える希望をメディアに提供されすぎて自分の夢が分からなくなっている。
その結果、夢や希望に特別性を探すのに躍起になり、自分の攻略法探しに夢中になってるんだよ。
そして質悪いのは、攻略法を伝える発信が変わってきていることにある。
昔の日本人の発信は対象が明確なつぶやきだった。つまり『お節介』と言われるもの。
今の日本人の発信は対象が不明確なつぶやきになった。つまり『騒音』に成り下がった。
つまり、対象も不明なのにここにこういうことを書くおれのような存在が世の中に蔓延しているってことだ。
だから、今の日本人が満足感を感じられず「普通です」と言う理由は、『個人の選択権』が消え始めた証拠だと思う。
答えが見えてるから本来選べた過程が決まってしまう。
回り道は効率が悪いとされるから、答えに対してほぼ一直線の道が敷かれている。
見えている、分かりきった結果のために頑張れる人間は一握りでしょ。
それはある種の新しい絶望とも言えるんじゃないかな。
でも、「その見えている結果は本物なのか?」という疑問を投げかけない人間にも非があると思うけど。
だってそれは誰かの成功体験であって万人に共通される普遍的なものじゃあないじゃん。
それに先人の成功体験を勧めてくる背景には、「自分の価値を高めたい」や「自分は特別だ!」ってのを実感したい大人が大抵やることだと思う。
確率が高いってことが例で示されるから一見「凄いッ!」ってなるけど、過程は本来選べるものだし回り道が功を奏する例だっていくつもある。
僕は、この世で最も強い力は『選べる力』だと考えている。
だから過程を選ぶに選べない社会や選択権を放棄する人はあまり好きになれない。
『幸せ=満足感』とは、『選ぶ権利』と深く関係してるんじゃないかなって感じました。