さとり世代「天晴れだ　褒めて遣わす」　団塊世代「餓鬼が…上から物言ってんじゃねーぞッ！！」

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礼儀を知らないゆとり世代と礼儀を示さない団塊世代

ゆとり世代とか悟り世代とか言われることが多い。

まあ、多くはマスコミが勝手にレッテルを貼ってるんだけど。

そして大抵、若者が攻撃される時は「だからゆとりは」だけど、老人が攻撃される時は「死ね老害」になる。

主に老害と呼ばれる層は団塊の世代で、日本において第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代のこと。

彼らは第二次世界大戦直後に生まれて、日本経済においては第二次世界大戦後の高度経済成長、バブル景気と失われた20年開始までの時代を共に経験しており、その突出した人口構成から良くも悪くも日本社会のありように多大な影響を及ぼしている世代とされる。

・「俺が中心」
・人の話を聞かない
・自分が一番正しいと思い込んでいる
・追い詰められると怒鳴って話を終わらせる
・怒鳴ったあとで気まずい空気になると逃げる
・上から目線で他人を馬鹿にする
・自分の意見が通らないとふてくされる
・「待つ」ということができない
・親切の押し売りをする
・自分より若い世代の意見には耳を貸さない 
・権威や地位のある人の意見は聞く
・「金を払えば何を言ってもいい」という考えを持っている
・「こっちはお客様」という歪んだ特権意識を持っている
・会社生活を家に持ち込み、妻や子どもを部下扱いする
・入社時からずっと会社生活だったため、それ以外の分野で人間的に成長できていない
・定年して自分でご飯が作れなかったり、奥さん任せになってしまうのが良い証拠
・全て自分の力で勝ち取ってきた人は物腰が低いが、会社にぶら下がってきた人ほど厄介になる
・自分で行動しないくせに口だけ動かして人を使おうとする

<http://amg2009.blog10.fc2.com/blog-entry-2788.html>

↑このように一言で言えば『傲慢』な所が鼻に付く。

でもこれは、今の若者世代にもいる人間像であって、比率が多いだけって話。

老人「・・・」ﾁﾗｯ

若者「あ、座りますか？」

老人「遅せーよ」

↑例えばイラッと来るポイントの一つに公共機関の座席問題がある。

「礼儀を知らぬ」と言う割に『礼儀を口にしない』んだから思わずビンタでもくれてやりたい気分になる。

まあ感情は置いといて、若者からすれば譲るタイミングってもんがある。

老人「・・・」ﾁﾗｯ

若者「あ、座りますか？」

老人「余計なお世話だ！」

↑なぜなら往々にしてこういうケースがあるからだ。

自分に妙なプライドを持っていて、老人扱いされることを嫌う人も中にはいる。

そうすると、トラウマを抱えた若者からすれば何を基準に察すれば良いのか分からない状態になる。

老人AB「ｗｗｗｗｗ」ハイキングの服装で歯切れよく会話中

若者「・・・」勉強中or居眠り中

老人AB「最近のヤツはマナーがなってないわね」ﾁﾗｯ

↑明らかに元気そうで馬鹿騒ぎする老人に対してわざわざ席を譲る必要はあるのか？

そしてひそひそと聞こえる声で嫌味を放つ老人に対して善意の感情なんて起きないだろ。

確かにDQNのようにガッカリな若者は『譲り方』を知らないと思う。

でも逆に老人は『譲られ方』を知らない人が多いと思う。

こう考えるとどっちもどっちだ。

老人は若者に「礼儀を知らない！」と罵る。

でも若者からすれば「礼儀を示されてない！」と反論する。

老人の『傲慢さ』に若者は時に頼りがいを覚える。

若者の『奇抜さ』に老人は時に好奇心を刺激される。

つまり、お互いに良いところもあり悪いところもある。

今は誰かが悪い面を取り上げて煽ってしまったことで関係が悪化しているんだと思う。

だからお互いの感情をきっちり並べて整合すれば溝は埋まっていくんじゃないかな。

このようにお互いに複雑な感情を抱えた中で、日本の人口比率は老人＞若者へ移行していく。

日本はこの先、どうやって折り合いをつけていくんだろうね。