
【概要】
人を乱し、心を乱し、道を乱す。
うーん、これってエロゲーのプロットじゃないですかw
良いか悪いかは別として、人が人に与える影響って凄いよね。
この攻めていくスタイル好きだよ(≧∇≦)/
あなただけ見つめてる 出会った日から今でもずっと あなたさえそばにいれば他に何もいらない 愛のHigh Tension
あなただけ見つめてる そして他に誰もいなくなった 地味に生きて行くのあなた好みの女 目指せっっ!! Love Power
あなただけ見つめてる 独りで待つ二人だけの部屋 あなたの微笑みはバラ色の鎖 行けっっ!! 夢見る 夢無し女!!
【内容】
「人が人に罰を与えるなどと!」←違和感は分かる。
「なんでこんなものを地球に落とす!?
これでは、地球が寒くなって人が住めなくなる! 核の冬が来るぞ!」(アムロ)
「地球に住む者は自分達のことしか考えていない! だから抹殺すると宣言した!」(シャア)
「人が人に罰を与えるなどと!」
「私、シャア・アズナブルが粛正しようというのだ、アムロ!」
「エゴだよそれは!」
「地球がもたんときが来ているのだ!」
使いやすさ抜群の名セリフ:「エゴだよそれは!」別バージョンもあり。
5thルナが地球に落下していくのを横目に、シャアのサザビーとやりあうアムロ。
しかし性能差はいかんともしがたく、シャアに「そんなものでは!」と一蹴される。
貼り付け元 <http://www.st.rim.or.jp/~r17953/impre/Anime/Gun/Counter/CHAR.html>
↑人が人を裁くことを肯定するシャア・アズナブルとそれを否定するアムロ・レイ。
シャアが具体的な案で実行するのに対して、思想だけで対抗するアムロ。
ギルバート・デュランダルのデスティニープランに対して「覚悟はある!僕は戦う!」と言ったキラ・ヤマト。
似てるね、同じだね。
ここで思うのが、『人が人に何かをするってことは凄いこと』だなってこと。
例えば、人が人を育てること、人が人を操るとかね。
一般的に自分以外のすべてを証明するのは難しいと言われてる。
だから『夢オチ』ってのが抵抗なく「はぁん、なるほどね」って受け入れられるわけだ。
聞いた話だと、江戸の人は他人をある種の『神』と考えていたらしい。
人もみな八百万の神々の1つと考えていたってことかな。
そうなると、人が人に触れると言うことは神聖な領域に踏み込むってことだ。
だとすれば礼儀を尽くさねばアカンし、無礼はおこがましいことになる。
この考えを極端に通せば、斬り捨て御免となるのか?
もしかしたらATフィールドって考え方はこういう考えが背景にあったのかな。
「あなた好みの女になりたい」って衝撃的なセリフだよね。
本間丈太郎「人が人の生き死にを操るなんておこがましいと思うよ」
↑ブラックジャック最高の名言として挙げられるこのセリフ。
もしかしたら手塚治虫も人が人に手を下すことに違和感を感じていたのかもしれない。
人が人に何か影響を与える。
その影響が人間の肉体や精神を変えるきっかけとなる。
それって物凄いことだと思うんだ。
人間には支配欲や征服欲ってのがある。
『エリートな道を歩む裕福で清楚なお嬢様が快楽漬けになって染められ貶されていく…』
この手のストーリーには必ず一定の購買層がいる。
「あなたの色が私に染まる。私があなたを変えていく」←女性版
「僕はキミを変えた。おまえの色が俺に染まった」←男性版
↑もしもこんなキャッチフレーズがあったら惹かれる人は意外に多いと思う。
だってここには欲求が溢れているから。
要はね、人が人に触れると少なからず何か影響が生まれる。
そこに責任を感じた。
新垣あやせ「心を乱した責任、取ってくださいね」
↑そう考えると、このセリフは重いとても重い。
あやせが人が人に与える影響を分かっていてこのセリフを言ったのであれば、ヤバイ策士だよ。
まあ何て恐ろしい娘!
でもさ、世の中には誰かに従属するのを喜びとする人もいるじゃん。
それって不思議、本来人間は能動と受動のどっちだったんだろう。
文化の影響で能動と受動って意識が生まれたのかな。