
1939年 - この日発売の雑誌『Detective Comics』27号でバットマンが初登場。
そろそろ人間がどういうものか学ぶ時間だ。
〈バットマン〉
ブルース・ウェイン (Bruce Wayne)。
少年の頃にに強盗で両親を射殺され、孤児として執事のアルフレッドに育てられた。ゴッサムの企業ウェイン・エンタープライズの筆頭株主。
バットマン・イヤーワンでは、14才から世界各地で様々な修行を積み、ゴッサム・シティに帰りチンピラを路上で殴り倒す。怖がられず、犯罪者に恐怖を与えるには「恐怖の象徴」が必要であると考え、「蝙蝠 (コウモリ) 」を象徴とした超人的存在「バットマン」というアイデンティティを作り、活動を始める。
自宅の地下には洞窟があり、そこを秘密基地のバットケイブにしている。ゴッサムの警察署に設置されたサーチライトのバットシグナルが照射される。
「Dark Knight(闇の騎士)」「World's Greatest Detective(世界最高の探偵)」「Caped Crusader(ケープを纏った十字軍騎士)」など異名を持つ。
wikipedia.org/wiki/バットマン_(架空の人物)
4月25日はバットマンが初めて人の目に触れた日です。
アメリカではスーパーマンと並ぶ偉大なキャラクターの1人です。
分かりやすく言うなら…悩みを抱える完璧超人であり、いつもアンビバレンスな感情に心が動いています。
千葉ットマンなるキャラクターが世間を賑わせるなど日本でも多くのファンを獲得している模様。
現代人に共感を抱かせる人材はスーパーマンなのかバットマンなのか…
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』がファンを騒がせています。
タイトルの正義を考えるだけでも熱い展開が予想されますね。
さあ今から彼のところに飛んで行くんだ。そして彼と死ぬまで戦うんだ。ブラックとブルーのファイトナイトさ。世界の歴史上最も偉大なグラディエーターの戦いだ。神VS人間、昼VS夜、クリプトン人の息子VSゴッサムのコウモリだ!
〈レックス・ルーサー〉
レックスは『母』を人質に取ってスーパーマンとバットマンを同士討ちさせようと画策します。
うーん、素敵ですね!
宇宙人と人間がそれぞれ持つ正義をぶつける……ガンダムかな?
ダイアナ・プリンス(ワンダーウーマン)
「一世紀も前に私は人間界から去ったわ、人間の恐ろしい行いのせいで」
ブルース・ウェイン(バットマン)
「人間はいまだ善だよ。我々はものを壊して、めちゃくちゃにするけど、再び建設することができるんだ。もっとましになれる。そうならないといけないんだ」
スーパーマンとワンダーウーマンが『異能の存在』として達観した思考を持つのに対して、バットマンとレックスは『生身の人間』として悩み抜く思考を持っています。
一般的に悩みを越えた人間は悟りを開いたとも言われ、時代の導き手となります。
しかし一方で徹底して悩み続ける人間は人間の導き手となっていきます。
アムロ・レイやキラ・ヤマトが達観した思考を元に独力で時代を切り拓くのに対して、シャア・アズナブルやアスラン・ザラは周囲の力を用いて現状を変えようとします。
両者は共に時代の変革者であることに間違いないのですが、アプローチのやりようで印象が随分と違います。
また、ハマーン様とシロッコは共に達観した思考の限界を感じてシフトしようとしたけども社会関係資本の希薄さにより衰退の一途へ…
映画もガンダムも『進むべき道と歩むべき道が違えただけで悪はいない』というメッセージが最高に熱いです。