1810年 - ベートーヴェンが「エリーゼのために」を作曲。
これはあなたのために書いたのではありません。後世のために書いたのです。
〈ベートーヴェン〉
エリーゼの正体
「エリーゼのために」は、本来「テレーゼ(Therese)のために」という曲名だったが、悪筆で解読不可能など何らかの原因で「エリーゼ(Elise)」となったという説が有力視されている。本曲の原稿はテレーゼ・マルファッティの書類から発見されたものであり、テレーゼはかつてベートーベンが愛した女性であった。この説ではテレーゼ・マルファッティがエリーゼの正体ということになる。
2010年ドイツの音楽学者クラウス·マルティン・コーピッツ(de:Klaus Martin Kopitz)はベートーヴェンがソプラノ歌手エリザベート・レッケル(de:Elisabeth Röckel)のために作曲しているという仮説を出版した。彼女は1813年に作曲家ヨハン・ネポムク・フンメルと結婚した。
wikipedia.org/wiki/エリーゼのために
カッコいい…
ピアノを覚えた人なら誰もが弾く曲、エリーゼのために。
まるで1つの物語のように甘くて哀愁漂うメロディーが大好きです。
昔亀の背中を押すとエリーゼのためにが流れるオルゴールを持っていて、壊れるまでずっと聴いていました。
音楽とは精神と感覚の世界を結ぶ媒介のようなものである。
〈ベートーヴェン〉
ベートーヴェン:操作系:『神々の魔力(ダイネ・ツァウベル)』
歓喜の歌(喜びの歌) Japanese
フリードリヒ・シラー(渡辺 護訳)
おお友よ、こんな音ではない!
もっとこころよい もっと歓びに満ちたものを歌いだそうではないか
歓びよ、美しき、神のきらめき、楽園よりの乙女よ
われら火のごとく酔いしれてともに汝の天の如き聖堂におもむかん
汝の魔力は世の習わしが強く引きはなしたものを再び結びつけてくれる
汝のやさしい翼のひらくところすべての人々は兄弟(はらから)となる
一人の友の真の友となるという難事を克服したる者
貞淑なる女性を妻としたる者は歓びの声をともに挙げよ
そうだ、この世界の中でたとえ一つでも人の心をかち得た者も
そしてこれらに失敗した人はすべて涙とともにこの仲間から去ってゆけ
すべての物は自然の乳房から歓びを飲む
すべての善なる者も、すべての悪なる者も自然のいばらの小怪をたどる
その自然はひとしく我らにくちづけとぶどうの房と、そして死によって試みられた一人の友を与える
虫けらにさえ快楽が与えられるそして神のみ前には少年天使が立っている
天の広大な計画に従って
天のいくつかの太陽が飛びまわるように走れ、
兄弟たちよ、汝らの道を凱旋の英雄のように歓びを持って
互に抱き合え、もろびとよ!
全世界の接吻を受けよ!兄弟よ、星の上の世界には愛する父がおわします
地にひざまずいたか、もろびとよ、造物主の在すことに気づいたか、世界よ!
星の上の世界に、彼を求めよ!星の上に彼は必ずやおわします。
http://marieantoinette.himegimi.jp/book-kanki.htm
渚カヲル「楽譜に眠る音を呼び覚ます――音楽は人を覚醒させるんだ」
ベートーヴェンといえば『第九喜びの歌』ですね。
喜びの歌は誰がいつどこで聴いても一体感を得られる本当に不思議な曲です。
私は何度も絶望し、もう少しで自殺するところだった。
だが、彼女が… 芸術が… 引き止めてくれた。
私は、自分に課せられていると思っている。
創造を全てやり遂げずに、この世を去るにはいかないのだ。
〈ベートーヴェン〉
凄まじい精神力です。
その言葉からも、神から受けた啓示を遂行するために全身全霊を込めていたことが推測出来ます。
もしもベートーヴェンが念使いと言われたら感覚的に納得します。
死後、ベートーヴェンの念が『エリーゼのために』や『喜びの歌』、『運命』に宿っている――
ベートーヴェンの楽曲には魔力を宿っている、それは確かなことだ。
そんなことを思いました。