【概要】
- 老気横秋のネーデルランドVSダークホースなコスタリカ!
- オランダが繰り出す怒涛の波状攻撃を間一髪で防ぐコスタリカ!!
- その結末は見る者を魅了する超展開となって幕を閉じた!!!
コスタリカには悪いけど、世界の多くがオランダに注目していたと思う。
ファン・ペルシー、ロッベン、スナイデルの3人が何を魅せてくれるのか!?
それが楽しみで仕方ないってファンも多いのでは?
トータルフットボールを捨て、鋭利なカウンターに専念したオランダは強い。
名将ファンハールの指示を理解して表現できる選手がいるのだから鬼強い。
すべてを利用して勝利を掴んだオランダの軌跡をご覧ください。
【詳細】
ダメだろぉ、こいつはダメだろ。
なんかもう圧倒的、圧倒的な差がはっきり見えてるじゃないの。
試合見なくてもデータだけでオランダがいかに猛威を振るったのが分かる。
コスタリカはただひたすらに耐え忍ぶ時間が多かったんだな…ご愁傷さま。
前半
オランダが圧倒的な攻めを魅せてる。
けど、肝心のバイタルエリアで仕事仕切れていない。
そこが得点に結び付かない原因かもしれない。
コスタリカのスタッツは笑えるレベル。
もうこれはイジメの域だと思う。
コスタリカがエリア内では仕事させてない、そこが素晴らしい。
普通にあれだけやられてたら3失点くらいしてもおかしくない。
でも、最後の最後でなんとか凌いでる感が充満してる。
オランダは思ったほど奪取できてないのが不思議。
カウンターだから無理に前から行ってないのでこうなったのかな?
後半
ハーフタイムにファンハールが何か言ったのかな?
明らかに前半よりもバイタルエリアまで仕掛ける形が見える!
この修正と表現できる力が今大会のオランダの実力だと思う。
だって名将がいくら知恵を授けても選手が理解して表現できなきゃ意味がないもの。
コスタリカは相変わらずご愁傷様です。
なんかもう思わず「がんばって!」と言いたくなるような展開。
死の組を突破したことで気が緩んだのかな?
「オランダ働け」とつい煽りたくなるようなスタッツ。
コスタリカがオランダの猛攻を命からがらギリギリで防いでる。
エリア内でこれほど仕事するDF陣は評価に値するのでは?
この試合展開は尋常じゃないよ。
延長戦
90分で決着が付かず、遂に延長へ!
しかしここに来てなお圧倒するオランダ!
ファン・ペルシー、ロッベン、スナイデルが再三襲い掛かるも得点できず!
右サイドから意図的に崩したのも、ロッベンを使って~って狙いだろう。
ロッベンの終盤にも落ちない持久力とスピードは驚異的過ぎて泣けてくる。
逆にコスタリカはもうエリアに進入することすらもままならない状況に。
もはやPKで運に委ねるしかないって感じか。
オランダが取られてもリトリートを効かせて未然に芽を摘んでやがる!
コスタリカもチームが団結して死守したようだ。
データを見ると、お互いに集中力を欠かない、見事な守備網だったと言わざるをえない。
コスタリカは疲弊した中でよくあれだけの猛攻を凌いだ。
それだけでも充分スゴイと思う。
感想
終始圧倒したオランダであったが、本当の強さはPK戦だった…!!
ベテラン勢が全員PKを決めるという強心臓ぶりもさることながら!!
ファンハールのPK職人登用がヤバイ、本格的にヤバイ、常軌を逸してる!!
「このカードにすべてを懸ける!!」をガチで魅せつけおった。
ナバス好セーブ連発もPK専用クルルの前に力尽きる!オランダvsコスタリカ(結果速報/ハイライト動画)
オランダの名将ファンハール監督が最後の最後に切ったカードはなんとPK戦専用GKの投入。
これはさすがに予想できないっしょ。
まさか、まさかの…!って感じ。
ましてやそこまでオランダの選手を知らないオレなんかは「大丈夫なのか?」って思ったわ!
そして、PK戦専用に投入されたオランダGKクルルがコスタリカのPKを2本止め、120分を超える死闘を制す。
「ファッ!?」 ←マジで口に出た、つーか笑った。
オランダ国民の期待を一身に背負ったキーパーがまさかの大仕事!
これはもう、キャプテン翼のデューター・ミューラー君ばりのインパクトを残したに違いない!
逆に代えられた直後、正ゴールキーパーがペットボトル蹴ってたのが印象的だった。
まぁ当然「なぜオレじゃない?」ってのはあったと思う。
けど、勝利が決まった瞬間に真っ先に駈け出したのもシレッセンだった。
それを見て、オランダのチーム状態は絶好調だなって感じた。
さて、お次のアルゼンチン戦が楽しみだぜッ!!