【概要】
「羨ましいなぁ」の一言!
この一言にどんな意味が込められているのか。
そしてその言葉はどう解釈されてるんだろう。
シャンクス「この帽子をお前に預ける。大切な帽子だ。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になって」
ワンピース最初にして最後の名シーンと言われるこの場面。
ルフィはシャンクスに羨望と嫉妬のどちらの感情を抱いているのかが気になる。
【内容】
情報は「真実であること」に絶対的な価値がある
われわれは近い将来、「どこにいても瞬時に知識が得られなかった時代」があったことに愕然とするだろう。
このことは、生徒であり学習者であるあなたにとって何を意味するだろうか? 手を伸ばせばすぐに情報が手に入る世界だ。好奇心が掻き立てられれば、それが何であれ、すぐに、いかほどにも深く掘り下げることができるような。
Napsterの初期ユーザーは、自身の体験をこう語る。「Napsterは、音楽に対するわたしの視野を大きく広げてくれました。三眼視ができるシャコの仲間になったような気分でした」。Napster以前は、両親やMTV、クラスメイトなどから、バンドを紹介してもらっていた。それが突然、マウスを数回クリックするだけで「音楽のメッカ」に行けるようになったのだ。このヴァーチャルな世界で、無数の新しいアーティストに出会えるようになった。
わずか10年前には、生物学を勉強すると決めた人が得られるすべては、所定の教科書や、学識ある担当教師、というかたちでの生物学の情報だった。しかし、いまは違う。あるいは、「Envy(羨望)」と「Jealousy(嫉妬)」の使い方の違いについては、かつてはクルマでの長旅で、友達と議論を戦わせたものだ。Wikipediaが、議論の決着をつける存在として登場する以前のことだ。
しかしいまは、この言葉に対する好奇心がきっかけとなって、ラテン語のルーツを調べたり、いろいろな解説を読んだりして、こうした言葉の用法に関する専門家に、すぐになることができる。こうしたテーマ全般へと、さらに好奇心が広がっていくこともあるだろう。もう自身の決定に縛られる必要はない。新しい学習の機会はいたるところにあるのだ。
貼り付け元 <http://wired.jp/innovationinsights/post/social/w/education-learn-napster/?user=normal>
↑インターネットの普及によって、今じゃ動機さえあれば知りたいことが分かるようになってきた。
もちろん、嘘もあるって話は前提にあるけどね。
団塊世代「ネットは嘘ばかり、NHKが嘘つく訳がない!」
若者世代「NHKは嘘ばかり、ネットはそれなりだ!」
↑こういう思考が多分、一般的なステレオタイプな考え方だと思う。
でも誰かが言ってた気がする。
情報の唯一の絶対的な価値基準は『真実であること』なんだって。
解釈は人によるから分からない、くだらないと思っても、誰かにとっては有益な情報かもしれない。
ホントに何がどう作用するのかが見えない時代になった。
けど、真実であることは越えられない壁として君臨している。
で、それも面白い話なんだけど、今回は憧れに対する想いが気になった。
羨望と嫉妬という感情は何によって変わるんだろう
羨望と嫉妬って何が違うのか。
それって考えようによってはめっちゃ面白そうな匂いがする(・∀・)
シャンクス「この情報をお前にだけ話してやるよ」
ルフィ「ホントに?シャンクスありがとう!」
バギー「チクショー!テメェ!」
↑これは羨望と嫉妬のどっちだろう。
こうやって考えてみると、難しい問題だなって思う。
「ルフィ!テメェ!お前だけ宝の在り処を教えてもらいやがって…!」
もしもバギーがルフィに主眼を置くならば、これは嫉妬になると思う。
「赤髪テメェ!何でそんなにいい情報を手に入れられるんだ?」
もしもバギーがシャンクスに主眼を置くならば、これは羨望と言えるのかもしれない。
「ルフィ!テメェ!教えてもらえるなんてズリィぞ!」
けどこんな感じにしたらニュアンス的にこれは羨望だと思う。
「赤髪テメェ!テメェだけイイ情報を持つなんてズリィぞ!」
同じくこんな感じならばニュアンス的にこれは嫉妬だと思う。
じゃあ何が違うんだろう。
「羨ましい」ってなると羨望っぽい。
「チクショウ!」ってなると嫉妬っぽい。
ならばバギー自身の心の持ちようによって変わるってことなんじゃないか。
例えば、ルフィであれ赤髪であれ、その事実に対してポジティブに捉えたならば羨望になるのかも。
「チクショー!(羨ましぜ!おれもがんばろう!)」みたいな。
事実を自分から掴みにいく姿勢が羨望かな。
その事実に対してネガティブに捉えたならば嫉妬になるのかも。
「チクショー!(何だよアイツ!イイなぁアイツばっか!)」みたいな。
事実を自分から掴みに行かない姿勢が嫉妬かな。
なるほど、相手によらず、自分次第で憧れは白くも黒くもなるのかもね。
そう考えると、誰かが「羨ましいなぁ」って言ったらちょっと気を付けて対応しないと怖いなって思う。