情報を承認する人が減ってきている=SNSの限界が見えた!

【概要】

情報は人を賢くもアホにもする。

怖いね、身近に最大の病原菌が漂っているわけだ。

尚、その病気は人を「かまってちゃん」にしてしまう模様。

物語2期

ブラック羽川さんならいつでもWelcomeなんですけどねぇ…

情報を発信する人が増えても承認する人がいないとダメです。

これは結構難しい課題だと思う。

化物語 ブラック羽川 (1/7スケール PVC製塗装済み完成品)

 

【内容】

羞恥心の俺たちは人生夢で生きてる!

最近、「日本人は馬鹿になってるんじゃないのか?」って意見を見掛ける。

経験上、自らバカになれるヤツは大抵スゴイヤツだけど、どうもそれとは違う。

 

言ってるのは、「馬鹿にさせられている」という意味だと思う。

これって、物凄い興味深い。

国民の目線から見れば、自他が馬鹿だろうが天才だろうがあまり興味無いけど、権力者から見ると変わるのかなって思った。

 

国が成立する条件は主に3つある。

それは、『領土』『国民』『政府』の3つだ。

どれか1つでも欠けてしまっては国として成立することが出来ない。

 

自分が一国の領主になったと想像して欲しい。

 

活発で騒がしい国民と従順で大人しい国民のどちらが操りやすいかな?

 

佐藤鈴木「貴国にはコントロール出来ないカリスマ指導者は要らない。従順な消費者が居ればそれで良い」

 

まあ当然ながら、従順で大人しい国民の方が総じて都合よく利用しやすいよね。

で、歴代の権力者は考えてきたわけだ。

 

「どうやったら自分の思い通りに国を支配できるのか?」ってね。

 

その1つの答えが情報統制だった。

極端な事を言えば、国民が余計な事を考えず国のために働いてくれれば嬉しいわけだよ。

 

例えばマルティン・ルターは休暇を使って熱心に聖書を読んでたら『違和感』を覚えて宗教革命を起こす95ヶ条の論題を導き出した。

視点を変えれば、国の矛盾する仕組みや納得出来ない法令に対して疑問を持って反旗を翻す人間は権力者にとって厄介だろうなって思う。

 

逆に、国民が綺麗に分類分けされてそれをアイデンティティとして認識して従ってくれると操りやすいよね。

下世話なことを言えば、「エッチ大好き~!」「今が幸せなら最高で~す!」みたいな思考力の低下したバカが多いと助かる。

 

確かに国として見れば、国民がアホだと民主主義は熟練されないけど、多くの権力者らは基本的に自分が助かれば良いわけよ。

だから情報を自分たちで仕分けして、加工したものを『情報』と称して提供している。

 

要は、生では無いわけだからそこに鮮度は無いんだよなあ。

そうなると、『ビジョン』や『トレンド』という言葉を使って人を操る立場の人間は弱肉強食の理論を地で行ってるのかもしれないね。

情報社会と共同規制: インターネット政策の国際比較制度研究

 

伝えたい想いは溢れるのに…ねぇ上手く言葉にならない。

情報社会が到来して、情報に触れる機会が格段に増えた。

今までは情報統制がしやすかったけど、もう流石に難しいでしょ。

けど、そんな時代だからこそ情報の洪水に触れて気付くことがある。

 

例えば『情報の価値は千変万化』だってこと。

 

その情報はその人にとって有益でも、ある人には無用かもしれない。

当たり前だけど、そんなことが肌で分かるようになって来た。

 

情報の流れを簡単にしてみると…

1.現象 2.言語化 3.『情報』 4.集積 5.拡散 6.再加工

 

↑大体こんな感じで流れると思う。

SNSのおかげで一般人は3と4と5の役割を果たす人がほとんどになったのが今の時代。

ブログとか語るのが好きな人はそこに6の要素が追加される。

 

けど、未だ1と2は選ばれた人間のみが出来る限定されたものなんだ…

と思うじゃん、でもそれは先入観がもたらした錯覚だと思う。

 

確かに1を目撃して2が出来る人は現地や現場にいる人だよね。

報道されるニュースに限って言えば、各々の業界で働く人だけだ。

1と2があって初めて、『情報』となる。

 

でも今の時代って、実はニーズがそもそも異なるわけだから『限定』ってのも崩れたと思うんだ。

情報の価値は千変万化であり、必要な人が必要な情報を求めて探して提供する。

それが現代社会だ。

 

つまり、メジャーとマイナーにこだわらなければ誰もが発信者になれるってこと(*^_^*)

逆に言えば、今後さらに『承認欲求』を求める人間が爆発的に増える時代になるんじゃないかと思った。

情報の評価とコレクション形成 (わかる! 図書館情報学シリーズ 2)

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