ギンガナム「恋愛のマニュアルなどどうでもいい！前提を教えろッ！！」

【概要】

1. 恋愛の教科書ってスゲー多くて時々ビックリする。
2. なんかマニュアルみたいなのがたくさんあって正気か？って感じ。
3. だから大前提って何なのかってのがスゲー気になったんだ。

ギンガナム「まったく、マニュアル通りにやっていますというのはアホの言う事だ！」

【内容】

原作の恋愛要素について

地政学用語から恋愛を眺めてみる！

20世紀は激動の時代だった。

侵略して支配して舐ることに全力を尽くした時代だった。

そんな背景では侵略のための戦略を考える地政学が発展していった。

…そこで何となく侵略と恋愛を結び付けられないかなって思ったんだ。

ハートランドとは、中心地域のこと。大陸・国・州などの中心地部。

リムランドとは、周辺地域のこと。ハートランドの周りを囲む大陸・国・州など。

マージナルシーとは、縁海のこと。ハートランドの周りを囲む海と考えて良い。

マッキンダー「ハートランドを支配する者は世界を制するだろう！」

リムランド派「分かるけどさ、そこをどう落とすかが問題でしょ？」

マージナルシー派「ナポレオンもヒトラーも遂にモスクワ占領は成し得なかったからね」

リムランド派「本命の周辺地域を制する者が世界を制するんじゃないかな」

マージナルシー派「いや僕は周辺の海を制した者が世界を制すると思うね！」

↑簡単に言えばこういうこと。

ハートランドを制すればってのは分かるけど、大陸国にとって『聖域』となるそこは守りが固い。

だから周辺を制圧してから聖域を犯せば良いと考えたってわけさ。

さあ、ではこれを恋愛に当てはめてみよう！

ハートランドはもちろん、好きな人のハートのこと。

心を射止めたいが、そこにはATフィールドが張ってある。

だからそれを中和しなければならない。

そこでリムランドという、同姓の友達と仲良くなる必要がある。

『ラポール』という信頼関係は、好きな人が気を許す人と仲良くなることで形成されると言う。

つまり、女性の友達と仲良くなれば好きな女性はラポールを形成し始めるということだ。

だがマージナルシーという、異性の友だちを忘れてはいけない。

海が大陸に超影響力を持つように、異性の友人は我々の敵となり味方となる存在だ。

つまり、好きな女性の男友達が同盟国となるか敵国となるかで全てのバランスが変わるってことだ。

例えば好きな男性がいるとする！

そしたら好きな男性の友達と仲良くなれるかどうかが戦争の勝敗を分けるということか。

逆に考えれば、好きな人の好きな人達と仲が悪いと勝率が下がるってことだな。

凄いな地政学さすがに凄いな。

ちょっと面白くなってきたじゃないか！