【概要】
- 現日本代表10番、香川真司はマンUで出場機会を得るために必死になってる。
- その健闘振りは明確な結果よりも先に信頼やデータに現れてきた。
- 香川真司の何が信頼に結び付いているのかについて考えてみた。
【詳細】
「香川真司スタメン時の勝率が高い。」というのは本当か?嘘か? |
香川真司、CL7戦で6出場の理由。現地記者、チームメイトの信頼の声。
[欧州CL通信]香川真司と堅守速攻の意外な相性。マンUが世界王者バイエルンとドロー。
【感想】
3つの記事を通して見えるのは、香川はチームにリズムと緩急を生み出せる選手ということ。
アストン・ヴィラ戦はプレミアリーグでは今シーズン9回目のスタメンで、ようやく、今シーズン1つ目のアシストが記録されたが、MF香川がスタメンで出場したときはマンチェスターUも結果が出ている。プレミアでは9試合で6勝2敗1分けで、CLの5試合を含めると10勝2敗2分け。1試合平均の勝ち点は「2.29」で、マンチェスターUのシーズントータルの「1.78」を大きく上回っている。
香川がスタメン出場する試合の勝率が高い、なぜなのか。
その理由は香川の豊富な運動量を元に展開される攻撃が良いから、まじで良いから。
交代直後こそチームの攻撃に絡めなかったが、後半22分のキャリックとのパス交換を機に状況は変わっていった。香川が下がれば、代わりに中盤の底にいたルーニーが上がっていく。香川が左に流れれば、左サイドのMFであるウェルベックが中に入っていく。それまではほとんど見られなかったポジションチェンジが行なわれるようになったことで、攻撃にはリズムが生まれていった。
流動的なポジションチェンジが増えるとなんでリズムが生まれるのか。
それは、相手のDFタイプがマンマークならば「マークの受け渡し」が大変になり、ゾーンならば「数的不利なエリア」が生まれちまう。だから相手は正直しんどい。
その結果、パスコースが増え、安定したボール保持率を高めることに繋がっていく。
香川が中央に入ったあとで相手にボールを奪われたとしても、ルーニーがすっと左MFの位置に入り、守備をケアする。
けどそれにはリスクもある。カウンターとかヤバイ、あり得ないくらいヤバイ。
例えばCMFがRMFの回ったとする、ボールを取られた、そしたらど真ん中の空間から攻め込まれるじゃん?
だから空間把握能力に長けたルーニーのようにサッカーIQが高い選手が必要になる。
つまり、香川のように攻撃にリズムと緩急を生み出す存在は空間認知に長けたプレーヤーが存在すると活きる。
マンUにはルーニーとキャリックがいる、だから香川が先発すると3人で攻めて攻めて攻めまくれる。
これが香川が先発すると高い勝率を誇る理由の1つだと思う。
頑張れ香川、この記事を見た人はみんな香川の良さに気付いて応援してくれるはず。
期待してます(*´∀`*)