進撃の巨人「戦力の差が決定的な差ではないことを教えてやる!」

【概要】

立ち向かう心、抗う意志!突き進む勇気!!

バトル漫画が人気なのはそういう気持ちを教えてくれるからなのかな。

それが人気ということは、人は生きる限り戦うってことか?

進撃の巨人1

ミカサ・アッカーマン「いや違う。これで私と離れずに済んだと思って安心してる…」

今じゃショートのミカサがデフォですが…髪の長いミカサも好きですよ!!

進撃の巨人の最初の何話かはマジでテンション上がる!

近年珍しい泥臭さが光る作品だなあって思う。

進撃の巨人 ミカサ・アッカーマン 1/8スケール PVC製 塗装済み完成品フィギュア

 

【内容】

歴戦の勇士が放つセリフは大体心に響く

男が輝く瞬間それは無謀な挑戦に身を投じる瞬間である。

captainherlock_hp

ハーロック「男には負けるとわかっていても戦わねばならない時がある」

…とは、かのキャプテンハーロックの言ですね。

「ここは任せて先にいけ!」とかの瞬間、大軍に立ち向かう一人の勇者の姿に男子ならば心が震えるはず!

 

貼り付け元  <http://netalee.com/netagazou/2181.html>

↑名言集に必ず割り込んでくるこのセリフ。

カッコイイと言われ続けているからこそ、ちょっと考えてみたくなった。

 

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モラウ「勝敗なんて揺蕩ってて当たり前!それでも100%勝つ気でやる!!」

 

↑それとこのセリフ。

何か似てるけど、結構違うなって思った。

 

ハーロックのセリフは土壇場で覇気みたいな感じ。

諦観の念が現れてるけど、それでも前へ一歩進む勇気を訴えてるイメージ。

恐怖を乗り越える覚悟が滲み出ていると思う。

 

モラウのセリフは自信に溢れてる感じ。

負けることによる恐怖は傍らに置いといてまず自分を信じてる感がある。

でもそこに諦観があるのかはとても微妙な話しだなって思う。

キャプテンハーロック PLAY ARTS改 ハーロック(PVC塗装済みアクションフィギュア)

 

プライドから来る高揚感こそがカッコイイ!

その日 人類は思い出した

 

ヤツらに支配されていた恐怖を…

鳥籠の中に囚われていた屈辱を……

 

◎ストーリー

743年、人類は突如現れた巨人に食い尽くされた。

 

その後、僅かに残った人類は巨人の脅威から逃れる為、街の周りに巨人が超えられない強固な「壁」を築くことによって、巨人の存在しない安全な領域を確保した。

 

だが845年、人類は巨人の脅威を再び知ることとなる…

 

貼り付け元  <http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5347.html>

↑すっかりジャパニメーションの稼ぎ頭になった進撃の巨人。

この作品(アニメ版)はまさにさっきの2つのセリフをミックスして昇華したような作品だと思う。

人気の秘密を一言言えば『高揚感の伝播』にある。

 

駆逐系男子として名高いエレン・イェーガーとその嫁!!

ミカサかわいいよミカサ流石にかわいいなミカサ!

 

進撃の巨人

エレン「オレ達は皆生まれた時から自由だ。それを拒む者がどれだけ強くても関係ない。炎の水でも氷の大地でも何でもいい。それを見た者はこの世界で一番の自由を手に入れた者だ」

エレン「戦え!!そのためなら命なんか惜しくない。どれだけ世界が恐ろしくても関係ない。どれだけ世界が残酷でも関係ない。戦え!!戦え!! 戦え!! 」

 

↑プロダクションIGの圧倒的な技術も手伝って、精神を駆り立てるシーンが非常に多い。

それはもう、キグニ族やバーサーカーになれそうな勢いですよ。

 

人類と巨人の絶望的な戦力差に屈しない心!

生まれて死ぬまで自由を手放さない自分自身へのプライド!

マジでカッコイイ惚れるわ!!

 

「ふっ…殺せ…」

「こんな死に方も悪くないな…」

 

↑こういうネガティブな諦観は全く見られない。

あるとすればポジティブな諦観ばかり。

一度這いつくばったからこそ湧き上がる闘争心みたいな気持ち。

 

大事な仕事の前や自分を奮い立たせたい時に進撃の巨人を見ると気分が昂揚して良いテンションになれる。

 

でもさ、人気になるってことは『共感』されたってことでしょ。

立ち向かう勇気がコンセプトの作品が人気になるって…どういうこと?

 

日本人は潜在的に抗う姿勢を求めているってことかな。

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