ロナウジーニョからメッシへ、メッシからネイマールへ

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師弟関係は時代を巡る壮大なドラマだと思う

欧州時代、特にバルサ時代のガウショは存在が際立ってた記憶ある。

一時はCLにもギリギリ出場できるかってぐらい落ちぶれたバルセロナを牽引したのは間違いない。

今ではメッシ・スアレス・ネイマールの3トップが歴代最高って言われるけど、メッシ・エトー・ロナウジーニョも素敵だと思う。

↑動画を見て思わず涙が…

メッシはロナウジーニョに本当に感謝してる様子がある。

そしてロナウジーニョはメッシの活躍を願っている模様。

これは間違いなく師弟関係にあると思う。

かつてユベントスでロベルト・バッジョとデル・ピエロが入れ替わったのと似てる気がする。

ロナウジーニョからメッシへ、意志は受け継がれたんだなあとか考えるともう涙腺が…

周囲「ロナウジーニョ放出ｗｗｗやっぱりメッシの方がスーパーだよな～」

メッシ「師匠をバカにすることは許さない」

ロナウジーニョ「ありがとう。少し心が楽になったよ」

↑師弟関係は当人からすれば複雑だ。

師匠からすれば弟子に教えることで、時に自分の立場が脅かされる可能性がある。

その時、『敬う』という心情があればわだかまり無く成立する。

周囲「ロナウジーニョｗｗメッシいればアイツはいらねーよｗｗ」

メッシ「オレがナンバーワンだ」

ロナウジーニョ「恩を仇で返しやがって…」

↑人間関係は敬愛が無くなった途端、脆くも破綻していく。

一般的に『傲慢さ』が悪と見なされるのはこういう側面が強いからかもね。

ロナウジーニョからメッシへ受け継がれた意志は、今、メッシからネイマールへ。

弟子は師を超えていくその系譜をリアルタイムで見れたことは本当に嬉しい。

師弟愛を感じるコメントとか見ると、もうなんだか涙が…

ちなみにロナウジーニョとメッシの比較スレを結構目にするけど、プレイヤーの比較って指標が曖昧だから難しい。

プレースタイルやポジションによっても変わる。

それに、実績ってのはチーム状況に左右されやすいから。

私はロベルトをピッチに送り出すとき一つだけ指示をする。『90分間で一度だけでもいいから君らしいプレイをしてくれ』とね。それが我々に歓喜をもたらすことを私は知っているから。

貼り付け元 <http://matome.naver.jp/odai/2136443827141937201?page=2>

↑例えばバロンドールのような個人表彰だって、チームが『戦術ロナウジーニョ』や『戦術メッシ』であれば必然的に目立つのはメッシになる。

まあ、バッジョのように監督から自由を与えられる選手になり得た背景まで含めて考察するのなら話は別だけど。

でも、それでも他の10人がメッシの黒子になってくれなければ成立しない。

他にも、ワールドカップやクラブの実績で評価しようにも、それこそチームスポーツなので難しい。

2002年の日本W杯で、ロナウジーニョがダメでもリバウドとロナウドがなんとかしちゃうことだって良くある。

じゃあやっぱプレースタイルかって話になる。

でもそれは言ったように、見る人の視点によって変わってくる。

得点能力や運動能力、トリッキーさや視野の広さに身体の入れ方など、着眼する点はたくさんある。

だから評価とか比較って難しい。

でも個人的には、『英雄になった瞬間があるか？』と『衝撃のシーンがあるか？』で判断してるかな。

英雄というのは、一試合でも一大会でもその瞬間に観衆の心を引き寄せたかどうかってこと。

衝撃ってのは、見ていて匠の技とかワンプレーの美しさがどれだけあったかってこと。

ガウショとメッシを比較するなら、ロナウジーニョは英雄＜衝撃で、メッシは英雄＞衝撃になる。

つまりどっちもどっち、あとは英雄を好むか衝撃を好むかによるんじゃないか。

ま、結局は思い出補正がスゲーあるんだけどね。